ビックカメラ、19年8月期純利益140億円に下振れ 一転減益に
ビックカメラは7日、2019年8月期の連結純利益が前の期比18%減の140億円になったと発表した。4%増の178億円を見込んでいた従来予想から一転減益となった。物流費の増加など販管費の増加が想定を上回った。保有する建物など固定資産の一部で減損損失29億円を特別損失として計上したことも響いた。
売上高は前の期比6%増の8940億円。従来予想は8950億円だった。白物家電へのインバウンド(訪日外国人)需要や消費増税前の駆け込み需要が想定を下回った。白物家電はパソコンなどと比べ利益率が高いことから利益も下押しした。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕