今が買いの上昇が期待銘柄 10月10日

リソー教育 <4714>
19年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比35.0%増の9.7億円に拡大して着地。首都圏サテライト校戦略で個別指導塾「TOMAS」の校舎数が増加したことが寄与。乳幼児向け受験指導などを展開する幼児教育部門の生徒数が伸びたことも増益に大きく貢献した。
業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の25億円→27億円に8.0%上方修正。増益率が16.9%増→26.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

京進 <4735>
19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比48.4%増の4.2億円に拡大して着地。主力の学習塾事業で生徒数の増加基調が継続したことが寄与。上期計画の4.8億円に対する進捗率は87.0%に達しており、業績上振れが期待される。
併せて、発行済み株式数の6%にあたる50万株を上限とする自社株買いの実施を発表。株主還元の拡充を好感する買いも期待される。​

エスケーエレ <6677>
18年9月期の連結経常利益を従来予想の31億円→46億円に48.4%上方修正。増益率が86.9%増→2.8倍に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。中国向けに利益率の高い第10.5世代と第11世代用フォトマスクの販売が増加し、採算が大幅に改善したことが寄与。
予想PERが9.9倍→6.6倍に急低下し、割安感が強まった。​