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フルオートメーション物流モデルを実現した「MFLP ICT LABO 2.0」、本日船橋にオープン

YE DIGITAL、三井不動産の最新物流ICT体験型ショールームで倉庫管理システムを開発

2020年02月13日

IoTによるビジネス変革を推進している株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市八幡西区 社長:遠藤直人、以下、YE DIGITAL)が開発を行った、三井不動産株式会社様 (本社: 東京都中央区、代表取締役社長:菰田正信、以下 三井不動産)が千葉県船橋市に新たに建設した「MFLP船橋・&GATE」内の物流ICT体験型ショールーム「MFLP ICT LABO 2.0」が本日、オープンしました。
 

背景 ~三井不動産様の取り組み~

三井不動産様は物流施設のプロバイダとして、物流業界の抱える、また将来抱えるだろう課題の解決に取り組まれています。2017年9月には様々な省力化・自動化へのニーズの高まりを受けて、物流ICTショールーム「MFLP ICT LABO」をオープンしました。ここでは、株式会社オカムラ(所在:神奈川県横浜市 代表取締役社長執行役員:中村雅行)が販売するロボットストレージシステム「オートストア」に加え、荷物の持ち上げや運搬を支援する機器などを展示し、入居企業様および入居検討企業様に広くご紹介すると共に、実際に操作使用頂き、機器の効果を体験頂いてきました。

そしてこの度、機械化や省人化ニーズのさらなる高まりを受け、千葉県船橋市の「MFLP船橋・&GATE」内に物流ICT体験型ショールームを拡大移転し、「MFLP ICT LABO 2.0」をオープンされました。新たな施設は「MFLP ICT LABO」の約10倍の面積を有するとともに、展示する物流機器数もこれまでの2倍以上となり、入荷から出荷まですべての物流業務フローを自動化した「フルオートメーション物流モデル」を展示しています。
 

YE DIGITALの倉庫物流開発30年の実績とノウハウで、各プロセスをつなぐ

この「フルオートメーション物流モデル」では、各分野における最先端物流ICT機器を導入するとともに、それらをつなぎ、制御する必要がありました。そこでYE DIGITALは倉庫物流システム30年以上の実績で培ってきた技術やノウハウを生かし、在庫管理や各機器の処理能力・起動スピードの調整を行うWMS(倉庫管理システム)を開発し、提供いたしました。
 

YE DIGITALの技術提供範囲

  • 倉庫管理システム(WMS)「Y’s-2000 」
    メーカに縛られることなく、作業の軽減や自動化を支援するさまざまなな機器やシステムをつなぎ、前述の「オートストア」やその他製品と連携することで、トラックコンテナに商品が積載されるところから搬出されるまで、人手なしで荷物が搬送される一連の流れを制御します。エラー発生時には、異常を管理者に表示し、システムは自動で搬送を停止します。
  • ラボの状況をまとめて表示「あんどんモニタ」
    ラボの状況をまとめて表示「あんどんモニタ」

YE DIGITALはこれからも、30年以上に渡る倉庫物流システム開発の実績を生かし、メーカに囚われず、ハードウエア、ソフトウェア、さまざまなツールをつなぎ合わせ、お客様の目指す物流業務の効率化・省人化・自動化の実現を支援して参ります。