2020年07月05日
【実例から学ぶ株!!チャート付き】アプリックス(3727)の取引
実際の取引を振り返ることで、良い点、悪い点を考察したいと思います!買う、売るなどの判断の仕方などの参考になると思います。
本日は7月3日に取引した「APLIX(3727)」です。
①事前の考察~企業の成長性・割安性、市場概況~
まず始めに取引前の考察を整理していきます。チャートを使った実際の取引が気になる方は②までお進みください。事前の考察は主に「企業の成長性・割安性」と「相場の概況」の2つに分けて考えました。
要約すると
・企業は成長性があり株価は上昇しやすい
・相場は引けにかけて下落に向かっていくという考察でした。
方針としては「買いなら早めに利確」でした。
■企業の成長性・割安性
・IOTが主軸でWifi端末の提供も開始
・ここ数年は赤字続きだが今期予想では
黒字転換
・予想PERが100倍を超えるも来期以降の
増益を考えるとそんなに割高ではない??
・従業員が少なく平均年齢が高いため、
・従業員が少なく平均年齢が高いため、
優秀な技術者が抜けた後が心配??
■相場の概況(取引を実施した7月3日)
・米国の雇用統計が発表されNWダウが上昇。 しかし寄せで急騰してその後引けにかけて
下落するという内容だった。
・東京のコロナ感染者103人が発表。
2週間前の実態を表していると考えると
益々の増加が懸念。
・金曜日のため次週に持ち越したくない
投資家が引けにかけて売ると予想。
・日経平均の動きの予想としては、米国雇用統計の結果を受けて寄せで上昇するも、感染者数増加の懸念や金曜日の影響から引けにかけて下落すると予想。
②取引の振り返り~チャート~
実際の取引に入っていきます。みなさんは上昇予想でしょうか?下落予想でしょうか?ちなみに取引にあたって私は以下のようにプランを立てていました。
買い:282円
売り:午前中に利確
損切ライン:277円
前日までのチャートには以下のような特徴がありました。
・抵抗線(277円)と支持線(265円)がある。
・7/1の寄せで抵抗線(277円)をブレイク。
・7/1の寄せで抵抗線(277円)をブレイク。
出来高も伴ってブレイクしていた。
・7/1の13時頃から株価は下落しているが、
・7/1の13時頃から株価は下落しているが、
下落が徐々に緩やかになっている。
それに伴って出来高が減少している。
そして7/3の寄せで抵抗線と前回高値をブレイクして株価が上昇しています。ここで「下落の流れは終わったかな??」と考えました。
そして7/3を拡大した画像を見てみると、黄色矢印に沿って株価が下落していますが出来高が減少しています。
ここで「下落より上昇の勢いが強い」と判断して、次の移動平均線5を超えたタイミングで買うのが最善でした。その後、一旦揉み合いの場面がありますが、その後は株価が安定して上昇していきました。
売りのタイミングは株価が急騰して出来高が急増したタイミングでしたね。
一気に株価が上昇すると一定数の人は「利確しておこう」と考えますから株価が下落します。そのまま株価が上昇を続ける場合もありますが、引けにかけて株価が下落していくという予想ですから、ここがベストなタイミングだったかと思います。
③まとめ
売るタイミングはもう少し様子を見ても良かったですね。既に3%程の利益が出ていて、午後まで持ち越したくないという思いがあったので、リスクを抑えるという意味では良かったかもしれませんが・・・。
この相場ですからできるだけリスクを抑えて確実に利確できたのは良かったと思います。取引の仕方、考え方などみなさんのご参考になれば幸いです。