スマホゲーム大手のコロプラ(3668)。3日、スクウェア・エニックスの超人気シリーズ「ドラゴンクエスト」の位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」を共同開発していることが判明し、イナゴトレーダーが群がっている。
ただ、5月半ば頃から同思惑ですでに株価が暴騰していたため、これが確報に変わった時点で売りが殺到。2ちゃんねるの株板では、「もう再起不能」「売って寝てるだけでお金が増える」など売り煽りの書き込みが相次いでいる。ただ、材料の大きさを考えれば、少なくとももうひと相場ありそうな雰囲気だ。
5G(第5世代移動通信システム)関連ということだけを材料に株価が乱高下している日本通信(9424)。新たな材料が出たわけではないようだが、4日は前日比で約12%高した。大手株系掲示板では「まだ何もビジネスになってない」「仕手筋にはめられるな」など買い手に対する警告が続出。「テンバガー(10倍高)期待」などと中長期勝負をほのめかす書き込みを見ると、老婆心ながら心配になってしまう。(新井奈央)
【2019年06月06日発行紙面から】