同社株価は今年に入ってから8月半ばまで順調な上昇を続けていたが、8月半ばから9月の初めまでにそれまでの上昇分を帳消しにしてしまう急落を演じた。

8月末に1：3の分割を発表したこともあり、その前に売却を急いだことも考えられる。

9月11日に直近安値となる522円まで下落し長い下髭を形成。前日の出来高は通常の約3倍と最大の出来高となったが、翌日以降の1週間も安値圏での推移を続け出来高も高水準の日が続いたことから売り物は出尽くしたものと考える。

その後は緩やかながら上昇を続け長らく下落基調が続いていた25日線も上昇に転じ、チャートも好転。

本日は一気に600円の大台を上抜けて約10％程の上昇と大幅高になった。

週足チャートもこれで3週連続の陽線となっており、5週線も大きく上に離れて来ていることから、4週前の大陰線と大量の出来高がセリングクライマックスを示唆していると考える。

介護関連株の上昇が目に付いて来ており、セクターとしても買いが流入して来ていることからももこのセクターへの買いはある程度続くと思われる。