GSI[ジーエスアイ](5579)

 GSI[ジーエスアイ]の事業内容は「ソフトウエア・システム開発の常駐支援、運用保守および受託開発」で、札証上場の小型案件(想定時価総額26.0億円、吸収金額4.5億円)です。 総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

GSI[ジーエスアイ]のホームページ画像
成長性 割安性
○ にじゅうまる
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 GSI[ジーエスアイ](5579) 【札証】
会社URL https://glue-si.com/
会社設立 2004年10月(19年目)
主幹事証券 岡三証券
その他
狙い目証券会社
SBI証券(副幹事)、岡三オンラインDMM株

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IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,300円
仮条件? 1,300円 ~ 1,350円
公募価格? 1,350円
初値予想(独自) 1,350円 ~ 1,800円(6月7日時点)
初値? 1,242円 (公募価格比-108円 -8.0%)

・想定価格1,300円に対して、PER8.59倍、PBR1.57倍、配当利回り3.27%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益151.3円、1株あたり純資産828.8円、1株あたり配当金42.5円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「1,300円 ~ 1,800円(5月24日時点)」から「1,350円 ~ 1,800円(6月7日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月9日(金)~6月15日(木)
当選発表日? 6月16日(金)
購入申込期間? 6月19日(月)~6月22日(木)
上場日? 6月27日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 300,000株
売出株数(OA含む)? 45,000株
当選株数合計 345,000株

・当選株数は345,000株。売買単位が100株なので、当たりは計3,450枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 岡三証券 91.30% 315,000株 3,150枚 315枚
幹事 SBI証券 3.48% 12,000株 120枚 54枚
北洋証券 1.74% 6,000株 60枚 0枚
アイザワ証券 0.87% 3,000株 30枚 0枚
あかつき証券 0.87% 3,000株 30枚 0枚
Jトラスト
グローバル証券
0.87% 3,000株 30枚 3枚
東洋証券 0.87% 3,000株 30枚 0枚

SBI証券(副幹事)から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(5月25日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月5日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
(株)Kam International 91.76% 180日間
小沢 隆徳(社長) 2.56%  
泉 直樹 2.33%  
桑畑 幸一 1.79%  
佐藤 公則 0.24% 継続保有
矢野 慎平 0.24% 継続保有
佐々木 龍一郎 0.24%  
原田 裕 0.24%  
堀口 裕則 0.16%  
黒崎 直也 0.16%  

 

企業業績のデータ(5年分)

  2018年
3月
2019年
3月
2020年
3月
2021年
3月
2022年
3月
売上高(百万円)? 1,009 1,916 2,532 2,997 3,380
経常利益(百万円)? 74 162 389 454 442
当期純利益(百万円)? 34 136 244 314 303
純資産額 (百万円)? 457 589 812 1,081 1,304
1株あたりの純資産額(円)? 54,050 69,628 96,043 639 767
1株あたりの純利益(円)? 3,987 16,072 28,825 185 179
自己資本比率(%)? 41.9 42.4 57.1 58.4 58.5
自己資本利益率(%)? 7.7 26.0 34.8 33.1 25.4

※2021年3月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2023年3月期は、第3四半期時点で売上2,696百万円、経常利益322百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人件費、人材採用費および人材教育費、研究開発費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 GSI[ジーエスアイ](5579)、ITエンジニアの派遣契約・準委任契約・請負契約に基づくシステム開発・運用保守、および請負契約に基づくシステムの受託開発をおこなっています。直近の業績推移を見ると、売上は右肩上がりで推移していますが、経常利益は頭打ち感があります。なお、2023年3月期も第3四半期時点で経常利益は322百万円となっており、引き続き頭打ち感があります。

 公開株数はやや少なめで、筆頭株主と一部の大株主にはロックアップがかかっていますが、ロックアップのない大株主が目立ちます。ただ、ベンチャーキャピタルのような売り出し気配濃厚な大株主は見あたらないので、需給環境はまずまず良いと思います。また、想定価格に割高感がなく、配当もしっかり出そうな点はプラス材料です。

 ただ、同日にエリッツホールディングス(5533)クオリプス(4894)が上場することで買いが集まりにくくなっています。加えて、統計的に見て、初値の上昇しにくい「札証上場」案件ということを考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、SBI証券(副幹事)、岡三オンラインDMM株から申し込み可能となっています。

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