ローランド(7944)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日4社同時にIPO新規上場承認発表があった最後の1社です。

IPO新規上場承認発表4社2020.11.11

残りの3社についてはすでに下記にてご紹介させて頂いております。

ローランド(7944)の上場日は12月16日(水)Fast Fitness Japan(7092)とバルミューダ(6612)と3社同日上場、上場市場は東証市場ですが一部になるか二部になるかはまだ未定(売出し条件決定後に決定する予定)で、IPO主幹事はSMBC日興証券UBS証券の共同主幹事となっております。

ちなみにこのSMBC日興証券は口座開設後3カ月間はIPO優遇抽選(ブロンズ)対象となるため、当選確率がアップします。管理人も優遇抽選ではありませんでしたが、昨日アララ(4015)のIPO(新規上場)当選を頂いております。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ SMBC日興証券公式サイト
SMBC日興証券IPO

ローランド(7944)のIPO(新規上場)情報

設立:1972年4月18日
業種:その他製品
事業の内容:電子楽器、電子機器およびそのソフトウェアの製造販売ならびに輸出入

ローランド(7944)IPO上場承認

上場市場東証(所属未定)
コード7944
名称ローランド
公募株数0株
売出し株数11,710,000株
(国内:5,562,300株)
(海外:6,147,700株)
オーバーアロットメント585,500株
IPO主幹事証券SMBC日興証券
UBS証券
IPO引受幹事証券野村證券
松井証券前受け金不要
楽天証券100%完全抽選
SBI証券
マネックス証券100%完全抽選
IPO発表日11月11日(水)
上場日12月16日(水)
仮条件決定日11月30日(月)
ブック・ビルディング期間12月1日(火)~12月7日(月)
公開価格決定日12月8日(火)
IPO申し込み期間12月9日(水)~12月14日(月)
時価総額768.3億円~1,014.4億円
吸収金額345.5億円~456.1億円
想定価格2,810円~3,710円(281,000円~371,000円必要)

売り出し株11,710,000株は海外市場の海外投資家にも販売され、その内訳は国内5,562,300株、海外6,147,700株の予定となっております。最終的な内訳は需要状況等を勘案の上、売出価格決定日2020年12月8日(火)に決定されます。

ローランド(7944)のIPO(新規上場)事業内容等

ローランド(7944)はグループ会社でローランド株式会社及び子会社29社及び関連会社1社で構成されており、電子楽器の開発、製造、販売を主たる事業とする、グローバルに幅広い製品群を提供する電子楽器専業メーカーで電子楽器事業の単一セグメントです。

ローランド(7944)IPO企業概要

ローランドグループはエレクトロニクスの技術進歩にあわせ、絶え間なく研究開発を行い、世界に先駆けた多くの技術を生み出し、楽器市場へ新たな価値を提案してきた結果、新たな製品カテゴリーを創出してきたほか、既存市場の発展に貢献する製品を数多く生み出してきました。今後も顧客ニーズの理解に加え、開発社員自身もワクワクするような製品の開発、発売にチャレンジすることで、革新的な製品を生み出し続けることを目指しています。

ローランド(7944)IPO実績

ローランドグループは2008年からの長期にわたる株主でありエンゲージメントファンドであるTaiyo Pacific Partners, L.P.と協働し、2014年にMBOを実施しました。業績低迷からの脱却を目指した構造改革と今後に向けた成長投資の双方を実行することにより、開発・生産・マーケティング・販売・ガバナンスに至るまであらゆる体制を刷新し、中長期的に競争力を維持・拡大するための事業基盤を確立することができました。

ローランド(7944)IPO経営改革

ローランド(7944)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ローランド(7944)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,810円~3,710円(平均価格:3,260円)としてオーバーアロットメント含め345.5億円~456.1億円(平均価格:400.8億円)と規模的に東証で所属はまだ未定となっていますが、一部にしても二部にしても大型で荷もたれ感を感じるサイズとなります。この規模ではおそらく一部となるでしょうね。IPO株数は売り出し株のみで117,100枚とそこそこの株数ありますが、国内分は55,623枚となります。

下記有価証券上場規定第210条第1項に規定する株主数、流通株式及び時価総額に適合する場合には東証一部上場となります。

有価証券上場規定第210条第1項

株主数:2,200人以上
流通株式:2万単位以上で上場株数の35%以上
時価総額:250億円以上

ローランド(7944)の事業内容は電子楽器、電子機器およびそのソフトウェアの製造販売ならびに輸出入ということで、知る人ぞ知るプロ用から家庭用まで、多様な楽器ジャンルの製品を展開する総合電子楽器メーカーです。バンドブーム世代の方ならほとんどの方がご存知の会社ではないでしょうか。

IPO目論見書にも記載がありましたが、2014年にMBOにより上場廃止となっていることから再上場案件となる上、売り出し株のみで公募株無しで、売り出し放出元もすべて投資ファンドとなることから出口(イグジット)案件色が強く、投資家から毛嫌いされやすい要素を含んでおります。

そしてバリオセキュア(4494)のIPO新規上場承認記事の時にも書きましたが、IPO超絶バブル真っ只中であったにも関わらず、公募割れスタートとなった雪国まいたけ(9月17日上場)は再上場出口(イグジット)案件で、ダイレクトマーケティングミックス(10月5日上場)は出口(イグジット)案件と直近で2つの公募割れ事例があります。

さらに今回はローランド(7944)同様に再上場出口(イグジット)案件となるバリオセキュア(4494)が11月30日(月)にIPO新規上場)するので、その初値結果を見てから参加スタンスを決めることもできます。想定価格が2,810円~3,710円900円もの広い値幅を持たせていることも自信の無さの表れのように見えます。

ただ上場日となる12月16日(水)3社同日上場になることやIPOラッシュに入ることから無理に参加する必要は無いとも思います。第一印象としての評価はD級評価からE級評価といったところでしょうか。

とりあえず現時点での管理人の個人的なこのローランド(7944)のIPO参加スタンスはスルーで行く予定で考えていますが、何かしら素人では見えない堅調スタートとなる要素が隠れているのであれば参加も検討しようと思いますので、まずはプロの大手初値予想会社の見解待ちといったところになりそうです。もちろんIPO幹事団(シンジケート)の中にはSBI証券が入っているのでIPOチャレンジポイントだけは頂くつもりです。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ SBI証券公式サイト
SBI証券
※現在IPO(新規上場)観測が出ているウェルスナビの主幹事予定。

ローランド(7944)のIPO(新規上場)業績等

ローランド(7944)のIPO経営指標
ローランド(7944)IPO経営指標

ローランド(7944)のIPO売上高及び営業利益
ローランド(7944)IPO売上高及び営業利益

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