臨時報告書

【提出】
2018/09/14 15:40
【資料】
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提出理由

当社は、平成30年9月14日の当社取締役会において、当社による子会社取得を行うことを決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

子会社取得の決定

(1)取得対象子会社の商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
① 商号 : ビクタス株式会社
② 本店の所在地: 東京都千代田区神田和泉町一丁目12番16号 末広ビル8階
③ 代表者の氏名: 代表取締役 渡辺 誠司
④ 資本金の額 : 10百万円
⑤ 純資産の額 : 97百万円
⑥ 総資産の額 : 442百万円
⑦ 事業の内容 : IT技術者派遣事業、IT技術者教育・育成支援事業、IT技術者求人メディア事業
(2)取得対象子会社の最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
(単位:百万円)
決算期平成27年7月期平成28年7月期平成29年7月期
売上高9421,2121,309
営業利益335165
経常利益324963
当期純利益6▲6242

(3)取得対象子会社の当社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
資本関係当社と取得対象子会社との間には、記載すべき資本関係はありません。
人的関係当社と取得対象子会社との間には、記載すべき人的関係はありません。
取引関係当社と取得対象子会社との間には、記載すべき取引関係はありません。

(4)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社は「企業内に眠るビッグデータを可視化させ、生涯その企業において知識の変化に対応しノウハウウの共有を目的とした脳の記憶補助装置」を開発することを企業ビジョンとし、企業内の社員が持つ知識や経験を共有し、営業活動における生産性向上、働き方改革を推進するクラウドサービスの開発・販売、及びクラウドインテグレーションをはじめとしたソリューション事業を展開しております。また、2018年5月22日の取締役会において、株式会社フジソフトサービスの全株式取得を決議し、2018年6月1日付で同社を子会社化し、更なる事業の強化を推進しております。
一方、ビクタス株式会社は、高度なIT技術と人材を豊富に擁しており、IT技術者派遣サービスを中心に、IT技術者教育・育成支援を展開しております。
現在、労働集約業態となっている日本のIT人材の低生産性を前提とした場合、2015年で約17万人、2030年には約59万人が不足し、ますますIT人材不足が深刻化していくと予想され、その中でも、クラウド、ビッグデータ、IoTのほか、人工知能やロボット、デジタルビジネス、そして情報セキュリティなど、先端IT技術に携わる人材のニーズがより一層高まっております。(出展:2016年6月10日 経済産業省発表IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果)
今般、株式会社フジソフトサービスの全株式の取得に続き、ビクタス株式会社の全株式を取得し子会社化することにより、ナレッジスイートグループは計100名の優秀なエンジニアを抱えることになり、当社が長年培ってきたクラウドインテグレーションノウハウをベースにした先端IT技術者の育成、及び市場ニーズに即した先端技術力、研究開発体制を共有していくことで、当社グループにおける、新クラウドサービス開発体制の強化と開発スピード、そしてクラウドインテグレーション分野における教育体制や今まで以上にニーズの高い先端エンジニアの提供における事業領域拡大が見込まれます。クラウドベンダーとして、高度な技術者集団として、多くの優秀な技術者の確保と人工知能、ビッグデータ、情報セキュリティ、IoT等の先端IT技術者の育成を行い、市場ニーズに即したIT人材の創出とそれによる新たな収益基盤の拡大及び強化を図ってまいります。
(5)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
ビクタス株式会社の普通株式300百万円
アドバイザリー費用等(概算額)17百万円
合計(概算額)317百万円

以 上