レナサイエンス(4889)のIPO新規上場初値が無事に公募価格を上回る形での着地となりました。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。管理人も100株当選を頂いておりましたが、マイルールに従って初値にて売却しております。

中国恒大集団の債務リスクが後退したことやコロナ関連としての物色期待から大台となる4ケタ(1,000円)は乗せて来るかと密かに期待していましたが、特に材料視されることはなく、結果的には売りに押されて穏当な初値形成となりました。やはりそこまでIPO地合いの回復は追い付いていないようです。

レナサイエンス(4889)のIPO初値結果

公募価格670円
初値価格976円(10時25分)
初値売却益+30,600円
初値売買代金15.9億円
初値出来高1,633,000株
終値826円(ストップ安)

寄り前気配は800円~850円程度で推移していましたが、対等価格が近づくと逃げて行く、軽めの寄る寄る詐欺が発生し、最終的には976円での着地となりました。

初値形成後の上値も重く、4分後に1,015円の高値を付けたあと大台乗せ(4ケタ)の達成感からか失速、後場13時39分にはストップ安となる826円まで落ちてしまいました。赤字のバイオ株の怖いところがモロに出た感じです。

その後3分間はストップ安水準で売り買いが拮抗したものの、13時42分には完全にストップ安張り付き、そのまま826円のまま比例配分で大引けを迎えました。IPO株取得組だけが利益が出ると言う好ましくない展開ですね。

レナサイエンス(4889)日中足・5分足チャート(2021年9月24日)
レナサイエンス(4889)IPO日中足・5分足チャート(2021.9.24)

IPOセカンダリ参戦しようかどうかギリギリまで悩んでいましたが、参戦しなくて正解でした。逃げどころはあったとはいえ、管理人の取引手法ではおそらく損切りで終了になっていたと思います。

そして9月22日(水)に上場したシンプレクス・ホールディングス(4373)は初値形成後にストップ高まで高騰したことから、起爆剤とまでは行かなくても少しは地合い回復の材料にはなるかと思いきや、2営業日目にして早くも失速となっています。

さらに同じく9月22日(水)に上場したコアコンセプト・テクノロジー(4371)に至っては本日ストップ安に沈んでいます。日経平均株価も東証マザーズ指数も大幅に上昇しているものの、直近IPOだけは軟調でいまいちパッとしない状態で、IPO地合い回復にはまだまだ時間を要しそうです。

この雰囲気では週明け上場のIPO案件全7社も過度な期待はしない方が良いかもしれませんね。IPO新規上場承認発表も止まっていますが、無駄弾を打ちたくないので、もう少しIPO地合い回復の兆しが見えるまでは止まっていてほしいです。

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