【投資.1】IE’erが考える ネット証券比較 おすすめ ちょっと深堀


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1.はじめに

こんにちは。 しがないIE’erのKENです。
株や投資信託、FXなど投資を行う上で証券会社はなくてはならないものです。証券会社の比較サイトがありますが「手数料」、「ツールの充実」、「〇△比較」等がありますがここでは….
 今日はIE’er独自視点でネット証券の比較やおすすめについて解説したいと思います。対象読者(ネット証券を開設する目的)は以下です。

・長期積み立て投資でコツコツ続ける事でリスク分散と手堅い収益を狙いたい
・株主優待など株式保有によって得られる利点を最大限活用したい


このような観点で証券会社比較を行っていきます。
結論から言ってしまうと、ネット証券最大手の「SBI証券」が個人的におすすめです。次点は「楽天証券」です。
SBI証券は最近では1株から購入できるネオモバが話題を呼んでいます。

目次
1.はじめに
2.重視すべき点を決めておく
 ・取扱投資信託は充実しているか
 ・取扱っている債権は充実しているか
 ・IPO(新規公開株)は充実しているか
 ・単元株投資制度はあるか
 ・分析ツールは充実しているか
3.IE’er独自視点での証券会社比較
4.まとめ

順番に見ていきましょう。

2.重視すべき点を決めておく

口座を開設する前に、何を重視して選択するかを事前に考えましょう。例えば
デイトレーダーであれば
 ・1件当り、1日当り、1回の取引金額当りの手数料が最も安い
 ・一度に複数の株価、チャートをリアルタイムで確認する事ができて機会を逃さない
 ・高レバレッジを設定できる(一度にたくさんの資金を流用できる)
 ・サーバーが安定しており取引の最中落ちない。動作が軽い。
など、自分の中で外せない重視ポイントを決めておきます。
 また、ネットに不慣れなので手取り足取り教えてほしい、億単位で資産があるのでプロに手厚くお願いしたいのであれば
 ・対面営業サービスが充実している会社
が第一に来るかと思います。このように自分の要望が何であるのか事前に明らかにしておくことが大事です。ここでは、「1.はじめに」で挙げた目的を達成するための重視点を4つ挙げて理由を説明します。

投資信託は充実しているか

投資信託は長期投資でローリスクミドルリターンで収益を挙げていくには欠かせないです。普段サラリーマンなど昼の仕事を持っている方は忙しく投資にじっくり取り組む時間もないと思います。何から始めていいのかわからない、はじめは少額資金で運用したい。という方に投資信託はおすすめです。投資信託の充実度としては

 ・取扱っている投資信託数が豊富(数や種類が多い)
 ・ノーロード(売買手数料無料)や信託報酬の安い、投信は多いか
 ・自動積立を少額で行う事ができるか


当りが重要だと僕は考えています。取扱い数が多いという事はその会社では投資信託で顧客を獲得していく戦略の現れだと思うからです。今、取扱い数が多いという事は今後将来に渡って更に充実していく可能性も秘めています。
 投資信託は選択する銘柄にもよりますが、僕たちサラリーマンが手堅くリスク低く続けていくには年単位の長期に渡る運用になります。投資成績を挙げていくためには信託維持費が安い事が重要です。そのため、購入時に手数料がかからないノーロードの信託、信託を維持する上でかかる手数料的な意味合いを持つ信託報酬の安い投信が重要になってくると考えます。
 魅力的な投資信託が見つかり、ノーロードで信託報酬も安く最適なものである事が分かった後は、その信託の買い方が重要になってきます。いくら良い信託であっても、一度に大金をつぎ込んでしまうと市場動向の変化による影響を受けやすくなってしまいます。そのため、数百円単位からの少額投資で買うタイミングを分けると日々の上げ下げの影響を受けづらくなります。また、自分で日時を指定して買うのは大変なので自動で少額投資を一定のタイミングで行ってくれる自動積立機能があるかも大事な点です。

・取扱っている債権は充実しているか

債権は身近なところでは国債があります。国債は国が破綻しない限り保有し続けていれば一定の利息を得られ、取り扱い期間終了後は投資した元本が100%戻ってきます。株式や投資信託と比較すると日々の市場動向の変化を受けず、一定の利息を安定して得られる事が魅力です。
 証券会社によっては、独自に会社が発行する社債を扱っているところがあり、銀行の定期預金や国債利回りよりかなり高いものがあります。(年利1%~2%) 株式や優待に比べて利回りは低いですが、より安定した収益を得るためには有効です。

IPO(新規公開株)は充実しているか

株は話題性で株価が上下動します。話題性が良い意味で高いと株価は大きく上昇します。話題性の高さの最たるものとして新規に上場するものがあります。新規に株式を公開する株の取引き初日の株価は、公募価格(売り買い前にその株式を取得できる価格)よりも高い確率で上がります。過去のIPOの実績を例に挙げると…

・2018年度は100件の公開があり、うち85%初値 > 公募価格となっている
・4380Mマートなど、初値が公募価格の3倍以上になる銘柄もある

など短期間で高確率・高収益が見込めます。IPOは抽選であるため、誰でも売り買いできるわけではありませんが、取り扱い数が多い証券会社を選べば売り買いできる可能性は高まります。

・単元未満(ミニ株)制度はあるか

長期投資で手堅くコツコツ収益を挙げていくには、株主優待など株式を保有しているだけで得られるものは活用すると良いと僕は考えています。これを活用しない手はないです。
 株主優待の利回りを考える時に単元未満(ミニ株)制度があるかないかは重要になってきます。例えば、1単元100株、1株1000円で売買できる銘柄があって優待は10株保有で得られるならば、10株だけ保有すれば良いという考えです。この場合

・100株保有では100株×1000円/1株=10万の元手が必要
・10株保有では10株×1000円/1株=1万の元手が必要

となり、優待取得金額を下げる事ができる上に、優待利回りが10倍になります。くまなく探せば、こういう出し方をしている銘柄は見つかります。
単元株制度には実はもう一つ素晴らしい使い方がありますが、それは別記事で紹介します。

分析ツールは充実しているか

これは投資する人のスタイルによって大きく変わります。あまり、深く使い込んでいませんが、以下の機能があれば長期コツコツ投資では良いと考えています。

・会社四季報が無料で閲覧できるか
・複数銘柄の売り時、買い時目標を一覧で管理できるポートフォリオ機能があるか
・チャート表示は豊富か(日足、終足、月足、年足、10年足)

もっとコアな人は要望があると思いますが僕はこれで十分です。
 会社四季報は、銘柄分析に欠かせません。会社の業績推移、財務内容、株主構成、キャッシュ状態、チャート等わずか紙面1/2ページで概要が分かる優れものです。
 会社四季報やネット、新聞など独自で仕入れた銘柄情報を元に売り買いしたい銘柄が出てくるはずです。これを「いくらで買って」、「いくらで売るか」目標を立てます。それを銘柄一覧としてまとめると管理しやすいでしょう。そのために、ポートフォリオ機能を活用すると便利です。
 チャートは短期、中期、長期の株価動向をみる上で表示方法が複数あると便利です。

3.IE’er独自視点での証券会社比較

いろいろ書きましたが、ネット証券主要2社のSBI証券と楽天証券を比較すると以下になります。(他証券会社もありますが、投資信託の取り扱いが抜きんでている2社で比較しました。) 19.09.9.19分析現在

SBI証券はネット証券最大手で、僕が愛用している証券会社です。楽天証券は外貨預金を考えた時に一時、口座を開設していましたが信託本数が多い事と、楽天ポイントを利用しているのでなじみがあります。
 投資信託の取り扱い数は殆ど差がありません。総取扱数はこの2社が他社に比べてずば抜けています。ノーロード、自動積立対応の件数も大差がありません。この取扱数の多さから今後も拡充し続けていく期待があります。
 債権についてはSBIに軍配が挙がります。社債です。数カ月~年単位で発行されるSBI債ソフトバンク社債は、年利1~2%台のものが出ます。国債利回りが0.05%の時代において低リスクでのこの利回りはちょっと魅力的です。また、円建債は通常の債権に比べて元本割れリスクが上がりますが、利回り5%以上のものもあり魅力的です。社債と円建債は楽天証券では現在取り扱いは無いようです。
 IPOの取扱数はけた違いに差があります。取扱数が多いだけでなく、SBIは主幹事証券(新規公開時に公開株数の割当を最も多く持つ証券会社)である事も多いため、1取扱に占める割当て数も多いです。それだけ当選確率が上がるということです。更に、SBIでは抽選に申し込む度にIPOチャレンジポイントが溜まっていき、これを使用する事で当選確率が高まります。何回も応募していれば、いずれ当たるという事です。地道ですが、これはローリスクハイリターンなので非常に魅力的です。
 単元未満取引制度は、楽天証券には取扱がありません。SBI証券では取扱があり、SBI以外だとマネックス証券が取り扱っていますね。
 分析ツールは、僕が使用しているものが当たり前過ぎるので大差はありません。どちらも遜色なく使えると思います。

 

4.まとめ

如何でしたでしょうか。僕なりにまとめると

・長期積み立て投資でコツコツ続ける事でリスク分散と手堅い収益を狙いたい
・株主優待など株式保有によって得られる利点を最大限活用したい


これを満たすには

・投資信託の選択肢が多く
・債権の選択肢も多く
・当たればローリスクハイリターンを享受できるIPOの取扱数が多く
・株主優待利回りを高く出来る単元株未満取引があり
・各種投資を有効活用するツールが充実している

SBI証券が一番理に叶っていると思います。ネット証券での口座開設数も最多ですしね。
閲覧有難うございました。

投資資金があまりないので少額投資から…と考えている方はネオモバもお勧めです。
Tポイントで株が買えますよ♪




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