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【IPO企業】ランドネット(2991)を徹底分析:21年7月

・7月に新規上場する企業について知っておきたい!
・どの企業が注目なんだろう?

このようなお悩みを解決します。


この記事の結論

  • ランドネットは中古住宅を扱う不動産業界のIPO企業
  • 利益率の改善や利益の増加に期待
  • Web CMの効果や一般投資家への販売強化も注目

2021年7月には9社が新規上場予定となっています。

その中から、いろはに投資編集部が気になる企業を徹底分析していきます。

今回は、7月21日にJASDAQスタンダードに上場予定の不動産企業ランドネット(2991)をご紹介。

>>IPOスケジュール一覧を見たい方はコチラ

ランドネットはどんな会社?

ランドネット 見出し1

ランドネットってどんな会社なのかな?

株式会社ランドネットは、1999年に設立された不動産会社です。

企業目標

最新のテクノロジーを活用して不動産流通業界を革新する世界No.1企業

コーポレート・アイデンティティ

人生に、不動産という戦略を。

Real Estate Strategy for your Life.

事業内容

ランドネットの事業内容(セグメント)は、大きく分けて以下の2つになります。

  • 不動産売買事業
  • 不動産賃貸管理事業

不動産売買事業では、中古住宅の買取販売、買取リフォーム販売、仲介と幅広く手がけています。

販売や仲介に留まらず、賃貸管理まで行なってくれるのが特徴です。

業績推移

業績はどうなんだろう?

業績は以下のようになっています。

売上高経常利益
2018年7月期22,344809
2019年7月期30,1521,073
2020年7月期35,773831
2021年7月期 3Q30,692902
※単位:百万円。2018年7月期のみ単体業績。

2020年7月期は、売上高357億73百万円、経常利益8億31百万円となりました。

右肩上がりに売上高が上がっているね。

ただ、利益は若干頭打ち感もあるから、増益のための計画も気になるワン!

ランドネットの将来性は?

ランドネット 見出し2

同社の将来性を考えるにあたり、不動産業界全体の将来性、そして、その中での同社の取り組みを分析します。

市場環境と課題

近年、東京オリンピック開催に向けて東京を中心に不動産需要が高まっていました。

オリンピックによる不動産業界の活況は落ち着いていますが、2025年には大阪万博の開催が決まっています。

新型コロナウイルス感染拡大の先行きは不透明ですが、好調は維持されそうです。

同社としては中古住宅の取り扱いが主なため、好影響をすぐに享受することはできないかもしれませんが、好影響は期待できそうです。

一方で、課題もあります。

ご存じの通り日本では少子化が進行しているため、都心の地価が上昇している一方で、地方では大幅に地価が下落する「二極化」が進行しています。

ただ、同社は3大都市圏を中心に展開しているため、不安は大きくなさそうです。

同業他社と比較

続いて、不動産業界の同業他社と比較していきます。

時価総額売上高経常利益PER(予)
ランドネット(2991)5,46935,7738316.6倍
プロパティーエージェント(3464)20,45027,5231,7909.8倍
シノケングループ(8909)47,51295,2138,4904.6倍
※単位:百万円。ランドネットは未上場のため、時価総額、PERは公募価格に基づいて算出。最新の通期決算の数値を使用。株価は7月16日終値を使用。

東証1部上場のプロパティーエージェント、JASDAQ上場のシノケングループと比較しました。

ランドネットは想定時価総額が他社に比べて低く、想定PERも6.6倍と低いため、比較的割安と考えられます。

ランドネットは他社に比べて利益率が低いから、今後の戦略に要注目だワン!

トピックス

企業の将来性を判断するには、さまざまな方法があります。

まずは、成長に欠かせない投資にどれくらい注力しているか見てみましょう。

キャッシュ・フロー計算書2019年7月期2020年7月期
営業CF279638
投資CF-427-357
フリーCF-148281
財務CF894-484
期末の現金/現金同等物残高1,8621,660
※単位:百万円。

投資CFが大幅なマイナスになっているのは、投資を積極的に行っているということを指します。

有形固定資産の取得に3億44百万円使っているみたい!

フリーCFがプラスであったり、現金残高が16億円あることからも、安心できますね。

フリーCFがプラスということは、自由に使えるお金が多いということだワン!

キャッシュフロー計算書は企業のお金の流れを理解するのに大切な指標なので、是非理解しておきしょう。

じゃあ、財務情報以外ではどんなトピックスがあるのかな?

トピックスとして、7月5日よりWeb CMが公開された点が挙げられます。

経済学者の岸博幸氏が起用されていて、「ランドネットって何ですか? 」シリーズCMを公開しています。

上場に合わせたタイミングのCM公開で、認知度の向上が期待できますね。

同社は実需層や一般投資家への販売強化を今後の取り組みとして掲げており、CMはまさにその布石となるでしょう。

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ランドネットのIPO概要

ランドネット 見出し3

ランドネットのIPO概要について、以下の2つを解説していきます。

  • 日程・価格
  • 株主構成

同社を購入検討している方は、ぜひ確認してみてください。

日程・価格

日程・価格については以下の通りです。

抽選申込期間7月6日(火)~7月12日(月)
当落発表日7月13日(火)
購入申し込み期間7月14日(水)~7月19日(月)
上場日7月21日(水)
公募株数28万4,000株
売出株数12万6,500株
公募価格3,830円
参考情報のため、詳細日程は各証券会社にてご確認下さい。

大株主

株主構成については以下の通りです。

株主比率
榮 章博48.48%
株式会社ブレインネット48.48%
浦 好之0.12%
塩尻 直樹0.11%
柳 久之0.11%

IPO取扱証券会社
SMBC日興証券(主)、SBI証券、野村證券、楽天証券など

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ランドネットの分析結果【まとめ】

ランドネットのことがよく分かったよ!

ランドネットについて分析してきました。

最後に、本記事で押さえておくべきポイントを3点にまとめます。

  • ランドネットは中古住宅を扱う不動産業界のIPO企業
  • 利益率の改善や利益の増加に期待
  • Web CMの効果や一般投資家への販売強化も注目

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※本記事は2021年7月20日時点の情報を元に作成されています。参考サイト:JPX(新規上場会社情報)、ランドネットHP
※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。本記事に掲載された情報は、当社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その正確性・完全性を全面的に保証するものではありません。当該情報や見解の正確性、完全性もしくは妥当性についても保証するものではなく、また責任を負うものではありません。本記事に関する一切の権利は(株)インベストメントブリッジにあり、本記事の内容等につきましては今後予告無く変更される場合があります。投資にあたっての決定は、ご自身の判断でなされますようお願い申しあげます。


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