ジャパンワランティサポート(7386)

 ジャパンワランティサポートの事業内容は「住宅設備機器の延長保証事業」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額34.4億円、吸収金額12.1億円)です。 総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

ジャパンワランティサポートのホームページ画像
成長性 割安性
○ ○
話題性 総合評価?
○ C


基本情報

会社名 ジャパンワランティサポート(7386) 【東証グロース】
会社URL https://www.jpwsp.com/
会社設立 2010年(13年目)
狙い目証券会社 大和証券(副幹事)、野村證券SBI証券楽天証券マネックス証券CONNECTDMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,640円
仮条件? 1,500円 ~ 1,640円
公募価格? 1640円
初値予想(独自) 1,640円 ~ 2,400円(6月3日時点)
初値? 1,480円 (公募価格比-160円 -9.8%)

・想定価格1,640円に対して、PER10.68倍、PBR2.71倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益153.5円、1株あたり純資産606.1円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件を受けて、初値予想を「1,800円 ~ 2,600円(5月20日時点)」から「1,640円 ~ 2,400円(6月3日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月7日(火)~6月13日(月)
当選発表日? 6月14日(火)
購入申込期間? 6月15日(水)~6月20日(月)
上場日? 6月23日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 97,000株
売出株数(OA含む)? 639,000株
当選株数合計 736,000株

・当選株数は736,000株。売買単位が100株なので、当たりは計7,360枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 みずほ証券 90.43% 665,600株 6,656枚 665枚
幹事 大和証券 2.61% 19,200株 192枚 19枚
野村證券 2.61% 19,200株 192枚 19枚
東海東京証券 2.61% 19,200株 192枚 19枚
SBI証券 0.87% 6,400株 64枚 28枚
楽天証券 0.87% 6,400株 64枚 64枚

大和証券(副幹事)、野村證券SBI証券楽天証券から当選のチャンス。
・その他、マネックス証券から申し込み可能となりました。(5月23日追記)
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(5月24日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(5月31日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
ジャパンベストレスキューシステム(株) 79.37% 180日間
庄司 武史(社長) 8.73% 180日間
小田 則彦 5.87% 180日間
渡邊 俊雄 4.76%  
飛田 悟 1.27% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2017年
9月
2018年
9月
2019年
9月
2020年
9月
2021年
9月
売上高(百万円)? 351 522 742 1,057 1,251
経常利益(百万円)? 211 323 470 450 494
当期純利益(百万円)? 146 209 219 294 322
純資産額 (百万円)? △21 183 411 698 1,140
1株あたりの純資産額(円)? △209,765 18,314 40,907 348 569
1株あたりの純利益(円)? 1,456,476 20,927 21,903 147 161
自己資本比率(%)? △1.3 6.0 7.2 9.9 13.5
自己資本利益率(%)? - 258.1 74.0 53.2 35.1

※2018年9月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
※2020年9月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2022年9月期は、第2四半期時点で売上700百万円、経常利益272百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備投資資金およびその他資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ジャパンワランティサポート(7386)は、家電や住宅設備機器を製造または販売する事業者と提携し、住宅設備機器の延長保証事業をおこなっています。

 事業内容に新規性はなく、IPOのテーマとしては弱いものの、業績を着実に伸ばしている点は評価できます。IPOの条件を見ると、公開株数は多くなく、既存株主にもしっかりロックアップがかかっているため、供給は絞れています。しかし、同日にウェルネス・コミュニケーションズ(9228)坪田ラボ(4890)ホームポジション(2999)も上場するので、買いが集まりにくくなっています。

 総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、大和証券(副幹事)、野村證券SBI証券楽天証券マネックス証券CONNECTDMM株から申し込み可能となっています。

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