アクセスグループ・ホールディングス(7042)の初値予想暫定記事になります。同社は11月06日に上場し、続く承認が出ていないため予想外の初値を付ける可能性もあります。想定発行価格ベースの上場規模は約5.7億円でJASDAQスタンダードに上場予定となります。


主幹事は大和証券、公開株数は400,000株でOAは60,000株と株数は通常サイズになります。時価総額も約14.4億円と小さく、上場時発行済み株数も1,159,800株と少ないようです。事業は広告プロモーション事業、新卒者を対象とした採用広報事業、学生及び外国人留学生向け学校広報事業となっています。


アクセスグループ・ホールディングス(7042)初値予想暫定


項目株数データ
想定価格1,240円
仮条件10月18日
公開価格10月29日
公募株数240,000株
売出株数160,000株
公開株数(合計)400,000株
オーバーアロットメント60,000株
幹事団大和証券(主幹事)
みずほ証券
SMBC日興証券 ←ソフトバンク共同主幹事予定
岡三証券
岡三オンライン証券 ←前受け金不要
SBI証券


初値予想2,700円~3,100円


2018年9月の連結業績予想は売上2.06%増、経常利益19.08%増(2,900万円増)の見込みとなります。11月末あたりに決算短信が出てくると思いますが、おおむね変わらない数字だと思います。想定ベースのPERは約10.66倍、PBRは約1.31倍となります。配当金の設定があり24.8円(配当利回り2%)となっています。


ベンチャーキャピタル出資はなくストックオプションの設定もありません。ロックアップは上位株主に対して180日間となります。株主構成から関係者(親族)保有が多いように思います。アクセスグループ・ホールディングスの詳細は下記の記事で書いているのでよかったら参考にしてください。

⇒ アクセスグループ・ホールディングス(7042)IPO新規上場と初値予想


クライアントに対して、DMやパンフレットなどのクリエイティブ制作や印刷・発送代行を中心に行う「プロモーション事業」、合同企業説明会やセミナーなどの開催を行う「採用広報事業」、外国人留学生や日本人受験生向けの合同進学説明会の開催やWEBサイト上での情報提供を行う「学校広報事業」を行っている企業です。


新聞や雑誌、テレビやラジオなどのマス媒体を除く広告販促市場は、横ばいとなっていますが、企業の広告出稿は引き続き旺盛な傾向にあるようです。平成30年5月の有効求人倍率は1.60倍と、44年4ヶ月ぶりに1.6倍台を記録し、完全失業率も2.5%と史上最低に近い水準が続いているいます。


国内に留学する外国人留学生の在籍数は、平成29年5月01日現在で約26万7,000人で、前年比11.6%増と高い伸びを示しているようです。このことから同社への需要は多く今後も業績期待があるようです。新奇性は感じられないものの、外国人留学生からのイベント参加も伸びていることから学校広報事業への需要が伸びてくる可能性も大きいようです。


少子高齢化が進む日本では外国人の力が必要になってきているため、材料があれば株価も高く推移するでしょう。指標的には低いため上値はあると思います。また期待するのは、同社以降の上場承認が行われていないため、資金が集中すれば初値3倍も視野に入るのではないかと考えています。


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