SMBC日興など、AIの投資サービス実用化へ 個別株を分析
SMBC日興証券と三井住友フィナンシャルグループ(8316)、HEROZ(4382)は15日、人工知能(AI)を用いた投資情報サービスの実用化に着手したと発表した。ディープラーニング(深層学習)など機械学習技術に強みを持つHEROZと協力し、AIによる個別株式の株価予測を活用したサービスを提供する。SMBC日興証券に口座を持つ顧客向けに、2019年前半の提供を目指す。
具体的には、AIが株価や決算情報をもとに個別銘柄の1カ月後の収益率を予測し、運用成績の向上が見込める銘柄を提案する。また、株価トレンドを分析して適切な売買のタイミングをメールで知らせるサービスも提供する予定だ。投資経験が少ない投資家でも高度なファイナンス理論・投資手法に基づいた株式運用が可能になるという。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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