今が買いの上昇が期待銘柄 10月16日

<6727> ワコム 
先週末に発表した上半期業績予想の大幅上方修正が好感されている。営業利益は8.3億円の従来予想から27億円に増額修正、スマホやタブレット・ノートPC向けペン・センサーシステムの需要が膨らんでいることが業績上振れの背景。第1四半期は赤字幅が拡大していたことから、想定外の大幅上方修正となる格好に。通期営業利益予想は据え置いているが、保守的との見方が優勢のようだ。

<1407> ウエストHD
19年8月期の営業利益予想を前期比15.4%増の57.39億円と発表している。家庭用、産業用、メガソーラーの既存の顧客に対するO&M(オペレーションアンドメンテナンス)をより一層強化する。18年8月期の営業利益は85.2%増の49.74億円で着地。新規受注増に加え、太陽光発電システムの原価低減で利益率が向上した。同期の年間配当は35.00円(前期実績30.00円)に増配し、19年8月期予想も35.00円とする。

<3627> ネオス
先週末に第2四半期決算を発表、累計営業益は1.9億円で前年同期0.4億円の赤字から収益は大きく改善した。また、通期予想は従来の0.5億円から4億円に大幅上方修正。通信ソリューション事業が好調なほか、新規連結化したジェネシスHDも寄与。下半期にかけてはIoTデバイスの増産も見込まれているようだ。第1四半期好決算から上振れ期待は高かったものの、修正幅の大きさにはサプライズが強いもよう。