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レビヤタンシステム

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ビル・ウィリアムズとエリオットに基づくオリジナル手法
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レビヤタンシステム はじめに

レビヤタンシステム はじめに

講義 全4回第1講 Awesome Oscillator
第2講 Alligator
第3講 Fractals
第4講 トレード手法

全4回の講義では、レビヤタンシステムの考え方や思想的背景・相場哲学などを紹介し、インジケーターの設定および使い方を解説する。いわば基礎編である。

レビヤタンシステムは21世紀のツールなので、20世紀的頭で使おうとしてもうまくいかない。まずは21世紀的テクニカル分

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レビヤタンシステム 秘訣14 TTM Squeeze

レビヤタンシステム 秘訣14 TTM Squeeze

Leviathan AOは、TTM Squeezeを装備しているのであった。
AOのゼロライン上にある4色のドットがそれである。
TTM Squeezeのことで質問受けたので、回答に代えてこの記事を書く。

緑色
拡張(収束なし、ボラティリティ拡大)
黒色
収束中(ボラティリティやや減少)
赤色
収束中(ボラティリティ減少)
オレンジ色
収束(拡張なし、ボラティリティなし)

注意すべきは、緑色が

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レビヤタンシステム 秘訣13 長期足環境認識(MTF分析)

レビヤタンシステム 秘訣13 長期足環境認識(MTF分析)

長期ストキャスティクを使う方法については、以前紹介した。

さらに、5つのパターンをここにまとめておく。

その1
4時間足のワニが眠りから目覚めたら・・・
1時間足に落とし、ワニが眠りから目覚めたら・・・
15分足にさらに落として、ワニが眠りから目覚めるのを待ってエントリー
言わずもがな、4時間1時間15分同じ方向に仕掛ける。

その2
4時間足でフラクタルをブレイクしたら・・・
1時間足に落と

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レビヤタンシステム 秘訣12 逆さピタミッド

レビヤタンシステム 秘訣12 逆さピタミッド

「Trading Chaos」第2版は、Bill Williamsによる最後の著作であり、そのトレード手法の集大成であった。この本の中に「asset allocation」に関する記述がある。平たく言えば、何ロットでエントリーするのが適切かという問題である。

そして「Reverse Pyramiding」という方法を推奨している。5分割でエントリーするが、ロット数に増減をつける。一番最初は5分割

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レビヤタンシステム 秘訣11 Fractal 1-2-3

レビヤタンシステム 秘訣11 Fractal 1-2-3

今回は初心者向けの記事である。

レビヤタンシステムをすでに使いこなしている人もいる。独自の工夫を加えて自分なりの手法を確立している人もいる。その一方で、新たなフォロワーがnoteにもTwitterにも増えている。これから時間をかけてnoteを読み、検証やデモトレードを重ねて使いこなせるようになっていただきたい。

とは言うものの、複数多岐にわたるnote記事を会得するまで何度も読み返すには、それ

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レビヤタンシステム 秘訣10 サインツール

レビヤタンシステム 秘訣10 サインツール

自作ではない。レビヤタンシステムと相性がよさそうなサインツールを見つけたので紹介する。Trading View用である。アラートを設定しておくとチャートを見ていなくても済む。

パラメーターはデフォルトのままで。スタイルの以下の箇所を変更する。

アメリカ人ギャルの手法をインジケーターにしたものなので、買いシグナルと売りシグナルがスニーカー👟で表示される。目障りならスクリプトを書き換えればよい。

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レビヤタンシステム 秘訣9 AOの裏ワザ

レビヤタンシステム 秘訣9 AOの裏ワザ

Trading View限定の裏ワザ。
案外知らない人や気付いていない人が多いようなので書いておく。

Trading View標準搭載のAO(オーサム・オシレーター)でもLeviathan AOでも同じことだが、ヒストグラムをラインで表示することができる。

エリオット波動カウントには、デフォルトのヒストグラム表示でなければならないが、ゼロラインクロスやモメンタムがひと目でわかりやすくなる。

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レビヤタンシステム 秘訣8 増し玉とトレーリングストップ

レビヤタンシステム 秘訣8 増し玉とトレーリングストップ

Awesome Oscillator(AO)とAccelerator Oscillator(AC)が同じ色を示している範囲をBill Williamsは「Zone」と名付けた。以下の記事ですでに解説してある。

上の記事は、MT4用のインジケーターを使用することを前提とした内容であった。今回の記事では、Trading View用のインジケーターを使う方法について書く。使用するのはLeviathan

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Leviathan Stochastic 2023

Leviathan Stochastic 2023

Leviathan Stochastic はすでに公開済みだ。

Leviathan Stochastic 2023を新たに公開する。

今回のものは「2023」とあるが、以前のものが廃れたというわけではない。時間軸やトレードスタイルに応じて使い分けていただきたい。

従来のものはきめ細かなサイクルを測るのに適している。短い時間軸でエントリーする場合や保有時間が短めのトレードスタイルにはよいだろう

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Leviathan Pivot

Leviathan Pivot

私は古のトレーダーではあるが、さすがにローソク足を方眼紙に手書きした経験は持たない。けれども、ATR、ピボット、各種フィボナッチなどをExcelを使って算出した経験ならある。適正ロット数を割り出すこともつい2年ほど前まではExcelが頼りだった。なかでも最もExcelを活用したのが、マーケットプロファイルとギャンである。

マーケットプロファイルについては、Trading View搭載の出来高プロ

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注目ラインと待ち合わせ場所について

注目ラインと待ち合わせ場所について

私のnote記事は不親切極まると常々各方面から苦情が寄せられるのだが
まず大前提として自分自身のために書いている。トレードを教えるとか
手法を伝授するといった気持ちはきわめて希薄だ。それでもそんな記事から
気付きやヒントやアイデアを得て、ご自身のトレードに活かしている読者が
少なからずいることは、とてもありがたく思う。

来る1週間における注目すべき重要なラインという記事にいたっては
個人的な週間

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レビヤタンシステム 秘訣 7 山は動くな

レビヤタンシステム 秘訣 7 山は動くな

レビヤタンシステムは控え目に言ってとても優秀である。
控え目に言わなければ、”聖杯”認定してしまってもいいくらいだ。
とは言えフラクタルの売買シグナルはやたら出現する。
頻繁に出るシグナルのすべてが結果的に勝ちトレードになるわけではない。

フラクタルブレイクを精査する方法はすでに伝授してある。
Purple Lineに買い向わない、売り向かわない。
ストキャスのサイクルと呼吸を合わせる。
上位足

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ワニとカメ~資金管理について~

ワニとカメ~資金管理について~

「ワニ」は言うまでもなく「レビヤタンシステム」のことだ。
「カメ」は「タートルズ」(Turtles)を指す。
トレード手法はレビヤタンシステムで
資金管理とリスク管理はタートルズで
という意図である。

タートルズの歴史的考証に関しては、以下が最も詳らかだ。
Michael W. Covel
The Complete Turtle Trader: How 23 Novice Investors B

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Trading View用レビヤタンシステム大公開

Trading View用レビヤタンシステム大公開

はじめにブラックフライデーのセール時期に合わせる意図は毛頭ないが
Trading View専用のオリジナルインジケーターを公開する。
一般公開することも考えたが、これらのインジケーターを
使いこなしてトレードで成果を上げるためには、落ち穂noteを
熟読熟知することが必須となるわけで、そうではない「一般」には
到底使いこなせまい。ゆえに落ち穂Twitterとnoteのフォロワーだけに
プライベート

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