オーウエル(7670)

 オーウエルの事業内容は「塗料、表面処理剤、塗装関連機器・設備、意匠・保護フィルムなどの販売および電気・電子部品などの販売ならびに、それらに関連する各種工事の請負および設計・監理」で、東証2部上場の中型案件(想定時価総額73.5億円、吸収金額13.1億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」、「大和証券が主幹事」の案件です。

オーウエルのホームページ画像
成長性 割安性
△ にじゅうまる
話題性 総合評価
△ c


基本情報

会社名 オーウエル(7670) 【東証二部】
会社URL http://www.owell.co.jp/
狙い目証券会社 大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SMBC日興証券SBI証券
カブドットコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 700円
仮条件? 700円 ~ 750円
公募価格? 750円
初値予想(独自) 800円 ~ 1,000円(11月30日時点)
初値? 855円 (公募価格比+105円 +14.0%)

・想定価格700円に対して、PER8.93倍、PBR0.42倍、配当利回り1.71%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益78.4円、1株あたり純資産1,658.8円、1株あたり配当金12.0円。)
・仮条件を受けて、初値予想を「730円 ~ 800円(11月8日時点)」から「800円 ~ 1,000円(11月30日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月28日(水)~12月4日(火)
当選発表日? 12月5日(水)
購入申込期間? 12月6日(木)~12月11日(火)
上場日? 12月13日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 1,628,000株
売出株数(OA含む)? 244,200株
当選株数合計 1,872,200株

・当選株数は1,872,200株。売買単位が100株なので、当たりは計18,722枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 大和証券 91.32% 1,709,600株 17,096枚 2,564枚
幹事 野村證券 2.61% 48,800株 488枚 48枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
2.17% 40,700株 407枚 40枚
SMBC日興証券 1.74% 32,500株 325枚 32枚
みずほ証券 1.74% 32,500株 325枚 32枚
SBI証券 0.43% 8,100株 81枚 36枚

大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SMBC日興証券SBI証券から当選のチャンス。
・その他、カブドットコム証券から申し込みが可能となりました(11月9日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
オーウエル従業員持株会   16.27% 90日間
1.5倍
日本ペイント(株) 10.43% 90日間
1.5倍
関西ペイント(株) 8.12% 90日間
1.5倍
大日本塗料(株) 6.38% 90日間
1.5倍
㈱三菱UFJ銀行 4.87% 90日間
1.5倍
日油(株) 4.64% 90日間
1.5倍
(株)三井住友銀行 3.48% 90日間
1.5倍
(株)みずほ銀行 3.48% 90日間
1.5倍
宮本 文義 3.01% 90日間
1.5倍
神東塗料(株) 2.90% 90日間
1.5倍

 

企業業績のデータ(5年分)

  2014年
3月
2015年
3月
2016年
3月
2017年
3月
2018年
3月
売上高(百万円)? 54,376 55,287 54,394 63,457 63,750
経常利益(百万円)? 996 1,043 938 1,265 1,337
当期純利益(百万円)? 529 556 611 770 823
純資産額 (百万円)? 9,260 11,753 11,463 14,965 16,373
1株あたりの純資産額(円)? 963 1,363 1,329 1,727 1,887
1株あたりの純利益(円)? 55 60 71 89 95
自己資本比率(%)? 28.3 31.9 31.5 36.1 35.8
自己資本利益率(%)? 6.3 5.3 5.3 5.6 5.3

※2016年3月期まで単独決算。2017年3月期から連結決算。
・2019年3月期は、第2四半期時点で売上31,442百万円、経常利益726百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備投資、子会社への出資、運転資金、借入金の返済に充てる予定です。

管理人からのコメント

 オーウエル(7670)、想定価格が低く、買いが入りやすくなっていますが、公開株数が多めなので、大幅な初値上昇は期待しづらいです。テーマ的にも新規性がなく、人気化するような案件ではないでしょう。ただ、想定価格が割安な水準に設定されていますので、下値は堅いように思います。ネット証券では、大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券から申し込みができます。


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