Branding Engineer(7352):IPO上場情報


Branding Engineerは、ITエンジニアに特化した事業を行っている企業です。

ITエンジニアにはキャリア開発の機会と安心して就業できる機会を提供し、そのITエンジニアのリソースを、従来の雇用形態に捉われない様々な形でITサービスの開発力不足に悩む企業に提供することで、国内におけるITエンジニアの人材不足を解決するソリューションを提供しています。

エンジニアの学習から情報収集、独立支援や企業紹介など、エンジニアのキャリアに関するトータルサービスを展開しています。

事業系統図
  • Midworks事業
    • 2,088,372(千円)(売上高の74.1%)
    ITエンジニアと主にITサービスの開発を行う企業をマッチング。
    主としてSIer系業務システム開発やWeb系アプリ開発案件。
    クライアント先に常駐してソフトウエアやシステムの開発等の業務を請け負う。
  • メディア事業
    • 298,437(千円)(売上高の10.6%)
    ITエンジニアに有益な情報発信を行うことに特化したメディア「Mayonez」と、ビジネスパーソンに有益な情報配信を行うことに特化したメディア「Tap-biz」を中心に、多様なジャンルの複数の情報発信メディアを展開。
  • FCS事業
    • 229,037(千円)(売上高の8.1%)
    自社にエンジニア部門がなく、ITエンジニアを必要とする企業へ受託開発サービスおよびコンサルティングを提供。
    受注する案件の特徴として、WEBサービスやアプリでのサービス展開をするためのシステム開発を多く受注。
  • その他事業
    • 203,916千円(売上高の7.2%)
    ITエンジニアに特化した転職支援サービスのTechStarsおよび、プログラミング教育サービスのtechboostを運営。

売上高の集計期間は2018年9月1日~2019年8月31日。

主力事業は売上高の7割を占めるMidworks事業(ITエンジニアの派遣など)。

同社の社員エンジニアはSIer案件に強みを持ち、事業に参画するフリーランスエンジニアはWebシステム開発案件に強みを持つITエンジニアが多い傾向にあります。

設立は2013年10月。
従業員数は2020年4月末で148名、平均年齢は30.4歳、平均勤続年数は1.4年、平均年間給与は424.4万円。


Branding EngineerのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、Branding Engineerの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

Branding Engineerの上場日

A
  • 業績:好調
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:低い
  • 調達金額:小さい

上場日 2020/7/7(火) 証券コード 7352
市場 東証マザーズ 業種 サービス業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス Branding Engineer(7352)
時価総額
25.2億円(公開価格で計算)
149.9億円(初値で計算)

Branding Engineerのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2020/6/22 (月) ~ 6/26 (金)

仮条件 450円~490円 (抽選資金:4.5万円 ~ 4.9万円)
当選口数 4,362口
発行済株式数 5,133,400株 オファリングレシオ 8.4%
公募株数 260,000株 売出株数 136,200株
吸収金額 2.1億円 O.A分 40,000株
仮条件決定日 6/18 (木) 公開価格決定日 6/29 (月)
購入期間 6/30 (火) ~ 7/3 (金)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

Branding Engineerの公開価格と初値

仮条件 450円~490円
公開価格 490円 初値 2,920円
騰落率 495.92%  倍率  5.96倍
初値売り損益 243,000円(2,920円 - 490円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

Branding Engineerの初値予想と予想利益

Branding Engineerの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 450円 ~ 490円 ※抽選資金:4.5万円 ~ 4.9万円
上限は11.4%上ブレ↑
初値予想 780円 ~ 1,020円※6/18 修正
(1.6倍~2.1倍)
予想利益 2.9万円~5.3万円

想定価格と初値予想

想定価格 440円あたり ※抽選資金:4.4万円あたり
初値予想 660円 ~ 880円 (1.5倍~2.0倍)
予想利益 2.2万円~4.4万円
送信中...

初値予想アンケート

Branding Engineer(7352)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(490円)を基準価格に修正しています。

有効回答:394   投票期限:2020/7/6 (月) 23:59まで
3倍以上(1,470円以上)
285票  72%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(1,225円以上~1,470円未満)
22票  6%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(980円以上~1,225円未満)
31票  8%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(735円以上~980円未満)
15票  4%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(588円以上~735円未満)
9票  2%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(490円以上~588円未満)
10票  3%
投票済み

公募割れ(490円未満)
22票  6%
投票済み

Branding Engineerの主幹事と幹事証券

Branding EngineerのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

主幹事はIT系(ネットサービス系)の主幹事を務める事が多いSBI証券です。
IPOの割当数(当選数)は主幹事が一番多いです。

Branding Engineerの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SBI証券
86.31% 376,500株 2,635口
大和証券 4.54% 19,800株 49口
みずほ証券 1.81% 7,900株 7口
楽天証券 0.92% 4,000株 40口
岡三証券 0.92% 4,000株 4口
東洋証券 0.92% 4,000株 4口
JTG証券 0.92% 4,000株 4口
極東証券 0.92% 4,000株 0口
あかつき証券 0.92% 4,000株 0口
エース証券 0.92% 4,000株 0口
マネックス証券 0.46% 2,000株 20口
水戸証券 0.46% 2,000株 0口

委託幹事である岡三オンラインネオモバは、委託数が公表されていません。

楽天証券の抽選倍率は、885倍でした。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


Branding Engineerの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2019年8月 2018年8月 2017年8月
売上高 2,819,764 2,448,530 975,266
経常利益 143,242 101,610 -29,451
当期利益 109,822 71,228 -19,203
純資産 287,844 178,021 103,769
配当金
EPS 22.54 14.62 -157.62
BPS 58.44 35.91 851.72
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

Branding Engineerの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 比率 ロック
アップ
河端 保志 37.69% 180日
髙原 克弥 37.60% 180日
イーストベンチャーズ2号投資事業有限責任組合 4.52% 90日
(株)マイナビ 3.49% 90日
(株)Orchestra Investment 1.86% 90日
クルーズ(株) 1.75% 90日
(株)インターワークス 1.75% 90日
(株)ベクトル 1.51% 90日
セガサミーホールディングス(株) 0.87% 90日
YAS合同会社 0.69% 180日
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

Branding Engineerと同じホットワードのIPOの上場結果です。

「人手不足解消」のIPOの直近の結果です。

  • 2019/12/25 AI inside
    初値売り損益:900,000円
    (騰落率:250%、倍率:3.50倍)
  • 2019/12/16 ランサーズ
    初値売り損益:11,200円
    (騰落率:15.34%、倍率:1.15倍)
  • 2018/12/25 リンク
    初値売り損益:404,000円
    (騰落率:112.85%、倍率:2.13倍)
  • 2017/12/14 エル・ティー・エス
    初値売り損益:213,000円
    (騰落率:313.24%、倍率:4.13倍)
  • 2017/12/13 ヴィスコ・テクノロジーズ
    初値売り損益:1,008,000円
    (騰落率:204.88%、倍率:3.05倍)

Branding Engineerと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。

  • 2020/06/30 グッドパッチ
    初値売り損益:206,700円
    騰落率:299.57%、倍率:4.00倍
  • 2020/03/31 Macbee Planet
    初値売り損益:51,800円
    騰落率:28.31%、倍率:1.28倍
  • 2020/03/30 NexTone
    初値売り損益:-4,000円
    騰落率:-2.35%、倍率:0.98倍
  • 2020/03/26 アディッシュ
    初値売り損益:87,100円
    騰落率:70.81%、倍率:1.71倍
  • 2020/03/17 リビングプラットフォーム
    初値売り損益:-35,000円
    騰落率:-8.97%、倍率:0.91倍

Branding EngineerのIPO分析

IT市場は、2018年度の市場規模が前年度比2.8%増の12兆4,930億円と推計され、2019年度には前年比3.4%増の12兆9,180億円と予測されています。

また、製造業等の企業でグローバル競争力を強化する機運が高まっており、デジタルを活用して企業やビジネスに新しい価値を持たせるデジタルトランスフォーメーションへの取り組みが進められていることを背景に、2021年度には13兆3,200億円の市場規模になると予想されており、継続した成長が見込まれています。(国内企業のIT投資実態と予測2019(株式会社矢野経済研究所))

IT業界は、慢性的な人材不足
人材不足を解決する事業はIPOで人気があります。

気になる点としては、主力事業で売上高の7割を占めるMidworks事業の営業利益率が低いこと。

同社でも利益率の向上が課題であると考えています。
その施策として、社員エンジニアの雇用(確保)と福利厚生を手厚くすることが記載されています。

新型コロナウイルス感染症が及ぼす影響について、同社の認識は次の通りです。

当社としてはテレワークを推進するなどの対応を継続しつつ状況を注視しております。

しかしながら、感染症が長期化することで経済活動の停滞により、システム開発案件の減少及び個人消費量の減退によるプログラミングスクールの受講者減少といったリスクがあると考えております。

参考までに

評価は下記を考慮して、人気が高い「A」に設定しました。

主幹事のSBI証券らしいIPO案件です。
調達金額をグッと抑え、需給的にも人気化を図っています。

  • 人手不足を解消する事業はIPOで人気あり。
  • オファリングレシオが8.4%と低い。
  • 購入単価が低い(4.4万円)。
  • 市場からの吸収金額が1.9億円と小さい。(吸収金額による実績)
  • ベンチャーキャピタルも投資しているが、上場時の売出しゼロ。(上昇を見込んでいる?)
  • エンジニアの人材確保が課題。同業他社多い。

6.18 追記。仮条件が450円 ~ 490円に決定。(想定価440円より11%上ブレ↑)
初値予想を780円 ~ 1,020円に修正。予想利益は2.9万円~5.3万円です。

やや懸念事項としては、現在、株価の上昇の勢いが強いこと。
上場日に相場が反転するとIPOにとっては悪影響がでます。

目論見書の想定仮条件は440円。初値予想は660円 ~ 880円としました。
予想利益は2.2万円~4.4万円です。

公募割れリスクは低いと思われます。
積極的に幹事証券から参加して当選を狙いましょう。

ワンポイント

主幹事証券は、IPOで人気のIT系の主幹事を務める機会が多いSBI証券です。

主幹事証券は割当数が多いので、当選数も多くなります。
また、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントがもらえます。

カブスルは16回 IPOに当選しています。

現在、SBI証券と現金2,000円がもらえる口座開設タイアップ中です♪

他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や楽天証券がおすすめです。

追加の委託幹事として岡三オンライン証券が決まりました。
抽選時に資金が必要ない証券会社です。

1株からIPOに参加できるネオモバからも申込が可能になりました。

Branding EngineerのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、Branding Engineerの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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