大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3323)レカム/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年7月12日取得。

比較銘柄

レカムとその他

株価

144円(人々は、満を持して飛び出すも飛び出しすぎて急いで戻ってる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3323 3562 2795 7752
企業名 レカム No.1 日本プリメックス リコー
市場 JQS JQS JQS 東証一部
業種 卸売 卸売 卸売 電気機器
時価総額(億) 102.0 31.4 47.6 7903.5
株価 144 1003 862 1061
決算期 2019/09予 2020/02予 2020/03予 2020/03予 I
予想売上(億) 125.0 87.3 59.0 20,100.0
予想営業利益(億) 12.5 3.5 5.0 1,000.0
営業利益率 10.00% 4.01% 8.47% 4.98%
予想純利益(億) 6.7 2.3 4.1 620.0
EPS成長率(年複利/期間) 46.8%/12年 13.6%/5年 -0.1%/13年 -4.4%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 12.9%/11年 39.6%/4年 2.4%/12年 -1.1%/12年
PER 14.43 13.41 11.06 12.41
PBR 3.28 1.75 0.78 0.82
ROE 22.7% 13.0% 7.1% 6.6%
ROA 11.3% 5.9% 5.1% 2.3%
配当利回り 2.08 1.99 2.32 2.45
配当性向 30.1% 26.7% 25.7% 30.4%
総資産(億) 59.3 39.5 81.1 27251.3
自己資本(億) 29.5 18.7 58.0 9325.8
自己資本比率(%) 49.70 47.50 71.50 34.20
一言感想 復活中 あげ びあげ 停滞

 今週は比較。湘南投資勉強会で四季報の通読をしました。(主催者さんブログ:http://www.shonan-toushi.com/)そこで拾った銘柄をチョイスして比較します。だいたい株価落ちてるのに業績は好調だよねっていうもの。比較の会社と数字は上記の通り。レカム。オフィス機器商社。比較に同業っぽい。ゲストに売られるオフィス機器。

レカム

業績

 長期に踏んだりけったり。リーマン前から薄利も成長してたけどたぶんイケイケだったんだろうけど2009年に大赤字だしてBPSを大きくふっとばす赤字。2010年には2008年から純資産10分の1以下にまで。規模拡張してたけど不景気もあり収集つかなくなったみたいな。

それでずっと売上減らして利益もギリギリで堪えていたけど売上は2015年に反転。利益も2017年くらいから過去も乗り越え伸びだして現在は絶好調という感じですね。

過去の失敗を忘れたのか?とは思いそうですが忘れてる部分もありそうですが利益率なども高くなってて今度は量だけでもなく質も伴ってるみたいなところも。

計画でぶち上げてますが2Q終えて増収っぷりはすごいですね。前年比51%増、利益は10%増程度ですね。通期達成のペースからはずいぶん遅れてますが前年もそうでしたし今のところは悲観するほどではないかな。

とまあ過去に大失敗をし苦汁をなめてきたけど反撃のターンが始まってあれよあれよで快進撃中。

まあそんな感じです。

 

財務

リーマンあたりで純資産10分の1以下。当時は自己資本比率が死んでましたね。低自己資本比率×外部環境悪化は怖いですね。で、2014 年に自己資本が大きく改善ですね。増資が入ったようです。これで息を吹き返し2015年以降の躍進につながったとは言えそうです。

で、また2018年に純資産が跳ねてますね。ここでも借り入れも増えてますが増資もしてます。総資産もガッツリ増えてますね。資産諸々特にのれんが増えてて買収ですね。

苦境を増資で切り抜けて軌道に乗り勢いをつけてまた株主にお金をおねだりして子会社を買ってもらったみたいな局面ですね。

開示見てもいろいろ子会社買ったぞみたいな開示が多いですね。

CF

 上で確認した経緯をなぞる営業CF。リーマンあたりで赤字。2015年までギリギリ感。2016年以降に躍進。みたいな。2018年に資金調達で大型投資。

お金も準備してます。状態は悪くないですね。

No.1

業績

 最近上場組。業績は上場前のも含むけど増収増益で順調ですね。

特にそれ以外感想はありません。

財務

 資産も右肩ですね。上場絡んで新株発行もあり財務健全化が進んでいるようです。手持ち現金も増やしていろいろこれから。

CF

営業CF安定。投資はほとんどしてないですね。新株発行もしてお金も増えてます。配当はじめましたって感じ。 お金の使いみちはなんでしょうね。調べれば何考えてるかわかるかも。ここでは調べません。

日本プリメックス

業績

 長期に停滞。リーマンあたりに減収減益とかなり追い込まれましたが2015年くらいに過去の水準に回復、成長はないけど堅実に稼ぎ続けて赤字もなく長期にはBPSくらいは伸ばしてるかな?なんて中小の専門卸にはわりとよくみるタイプ。

安ければ。

財務

 財務健全。借り入れなんて。近年はお金も積み上がって来てます。安ければ。

CF

 営業CF安定。投資も必要なくFCFはだいたい。投資した?と思うと定期預金いじってる。そんな感じ。安ければ。

評価

レカム

苦境を脱し株主から資金援助も受けながら現在ノリノリ。この勢いを買うのはありかもしれない。 株価もずいぶん冷えました。この勢いが続くなら早晩反転再上昇は見込んでもいいでしょう。とはいえPERで15ほどは卸としては高いと見るべきで業績が伸びていかないならもっともっと下は覚悟してたほうが。

 

No.1

傑出してるようなところはあまりないかもですが普通に順調。財務の余裕もありなにか飛んでくるかも。安ければ。卸と考えると安くもないです。2018年12月水準は安いと見れましたね。そこから三倍弱。うーん残念。 

 

日本プリメックス

成長もないけど赤字もなく長い期間に蓄財はしてるみたいな会社。安ければ。 

PBR0.8程度はこの種の会社としては安くはないですね。

リコー

長期に停滞かなあ。リーマンあたりも穏当に過ごした?と思ったら2018年に赤字出してますね。 2018年「中略~以上の結果、営業損益は、減損損失の影響により、1,156億円の営業損失(前年同期は338(億円の営業利益)と むりました。しかしながら、リコーインド関連費用、減損損失構造改革費用、一過性収益などの特殊要因を除く と、営業利益としては860億円相当(前年同期は608(億円相当)となり、前連結会計年度と比べて実質的な収益力 (稼ぐ力)の強化を進めることができました。 」だって。

一時にコストをかけ体質強化を図ったってことね。実際2019年は870億円ほど営業利益出てるので正解でしたね。

そのたこんなもんかなあって感じ。大手電機にしては安定感感じます。それでも時々膿出ししないと厳しそうですね。ちなみに長期にBPSも伸ばせてません。評価はこんなもん感あります。日経上がればこれでも株高するかもですが。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でふいてさげ
月足であげて噴火して鎮火
確認。

売買判断

テクニカル的には、 一応長期にはあげ。特に2011年の安値から高値は50倍以上だね。で、2017年から18年に大噴火してその後は鎮火する一方だね。ここから落ち着き反転があるのか?という視点で見ることになりそうだね。まずは117円を底値と見てここを軸に逆張り。あるいは117をまた切るなら17年後半以後の底値89円も見えてますのでここも軸に考えられるかな。
ファンダ的には、勢いあるところを一緒になってリスクとるかだね。いや、結構ハイリスク案件だと思います。ただ今は勢いあるしそして過去より遥かに状態もいいですね。

今のままなら安いと言うよりは高いです。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないですね。 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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