フィードフォース(7068):IPO上場情報


フィードフォースは、デジタルマーケティング領域において、データフィード、構造化データ、ID連携をはじめとしたテクノロジーを駆使し「企業の持つ情報を適切な形でユーザーに届ける」ことで、企業の抱える課題の解決や生産性の向上を支援している企業です。

データフィードとは、インターネット上のデータを送受信する仕組みのことです。
データの形式や通信方法を決めておくことでデータ間のやり取りをスムーズに行い、更新情報を素早く同期することができます。

データフィードの最大のメリットは、簡単に様々な場所に散らばった情報を最新の情報に保てることです。

たとえば、EC事業者が、商品情報を最新のものにしたいと考えたとき、更新した商品のリストにあわせてECサイトやショッピングモール、ディスプレイ広告など、様々な場所に散らばっている古い情報を新しい情報に書き換える必要がありますが、これをすばやく確実に行えます。

データフィードを活用した広告の代表例としては、Googleにて商品やこれに関連するワードを検索したユーザーに対して商品の画像や価格、ショップ名等を表示する「Google ショッピング広告」などが挙げられます。

設立は2006年3月。
従業員数は2019年4月末で69名、平均年齢は31.4歳、平均勤続年数は3.4年、平均年間給与は568.2万円。


フィードフォースのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、フィードフォースの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

フィードフォースの上場日

A
  • 業績:不安
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:低い
  • 公募多い
  • 調達金額:小さい

上場日 2019/7/5(金) 証券コード 7068
市場 東証マザーズ 業種 サービス業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス フィードフォース(7068)
時価総額
64.3億円(公開価格で計算)
154.4億円(初値で計算)

フィードフォースのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2019/6/20 (木) ~ 6/26 (水)

仮条件 1,030円~1,150円 (抽選資金:10.3万円 ~ 11.5万円)
当選口数 7,820口
発行済株式数 5,593,400株 オファリングレシオ 13.9%
公募株数 650,000株 売出株数 30,100株
吸収金額 8.9億円 O.A分 101,900株
仮条件決定日 6/18 (火) 公開価格決定日 6/27 (木)
購入期間 6/28 (金) ~ 7/3 (水)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

フィードフォースの公開価格と初値

仮条件 1,030円~1,150円
公開価格 1,150円 初値 2,760円
騰落率 140.00%  倍率  2.40倍
初値売り損益 161,000円(2,760円 - 1,150円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

フィードフォースの初値予想と予想利益

フィードフォースの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,030円 ~ 1,150円 ※抽選資金:10.3万円 ~ 11.5万円
上限は11.7%上ブレ↑
初値予想 1,730円 ~ 2,300円※6/18 修正
(1.5倍~2.0倍)
予想利益 5.8万円~11.5万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,030円あたり ※抽選資金:10.3万円あたり
初値予想 1,545円 ~ 2,060円 (1.5倍~2.0倍)
予想利益 5.15万円~10.3万円

フィードフォースの主幹事と幹事証券

フィードフォースのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

備考

一人一票の平等抽選で、資金力に当選が左右されないマネックス証券や、抽選で落選しても次回の当選チャンスに活かせるIPOチャレンジポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

フィードフォースの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
大和証券
93.04% 727,600株 1,819口
マネックス証券 0.87% 6,800株 68口
SBI証券 0.87% 6,800株 47口
みずほ証券 0.87% 6,800株 6口
野村證券 0.87% 6,800株 6口
東海東京証券 0.87% 6,800株 6口
丸三証券 0.87% 6,800株 6口
JTG証券 0.87% 6,800株 6口
エース証券 0.87% 6,800株 0口

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フィードフォースの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2018年5月 2017年5月 2016年5月
売上高 562,148 486,291 332,543
経常利益 -28,244 -31,168 -72,205
当期利益 -28,868 -32,027 -42,692
純資産 54,168 83,036 -18,745
配当金
EPS -5.84 -7.11 -1,958.35
BPS 10.96 16.80 -859.87
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

上位株主とロックアップ情報

フィードフォースの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 比率 ロック
アップ
合同会社理力 37.68% 180日
塚田 耕司(社長) 36.24% 180日
トランス・コスモス(株) 9.94% 90日または1.5倍
(株)マイナビ 4.10% 90日または1.5倍
寺嶋 徹 2.26% 180日
喜多 宏介 1.58% 180日
秋山 勝 1.51% 180日
宮城 満英 1.16% 180日
西山 真吾 0.77% 180日
大西 健太 0.75%
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

フィードフォースと同じホットワードのIPOの上場結果です。

SaaS」のIPOの直近の結果です。

  • 2019/06/19 Sansan
    初値売り損益:26,000円
    (騰落率:5.78%、倍率:1.06倍)
  • 2019/03/15 カオナビ
    初値売り損益:199,000円
    (騰落率:100.51%、倍率:2.01倍)
  • 2019/02/28 スマレジ
    初値売り損益:185,500円
    (騰落率:135.40%、倍率:2.35倍)
  • 2018/08/22 チームスピリット
    初値売り損益:121,700円
    (騰落率:101.42%、倍率:2.01倍)
  • 2018/04/04 ビープラッツ
    初値売り損益:780,000円
    (騰落率:354.55%、倍率:4.55倍)

フィードフォースと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。

  • 2019/06/21 ブランディングテクノロジー
    初値売り損益:308,500円
    騰落率:177.30%、倍率:2.77倍
  • 2019/06/20 ピアズ
    初値売り損益:188,000円
    騰落率:51.93%、倍率:1.52倍
  • 2019/04/24 ハウテレビジョン
    初値売り損益:253,500円
    騰落率:209.50%、倍率:3.10倍
  • 2019/03/29 エードット
    初値売り損益:134,300円
    騰落率:120.99%、倍率:2.21倍
  • 2019/03/28 日本ホスピスHD
    初値売り損益:46,600円
    騰落率:46.60%、倍率:1.47倍

フィードフォースのIPO分析

IPOで人気のあるIT企業ですが、気になるのは業績です。

業績

売上高は好調ですが、経常損失が続いています。その内容はこちら。

  • 第11期における経常損失及び当期純損失の計上は、主に「Feedmatic」及び「ソーシャルPLUS」の事業拡大に伴う人件費の増加によるもの。
  • 第12期における経常損失及び当期純損失の計上は、主に新規サービス「dfplus.io」及び「EC Booster」の開発のための研究開発費の計上並びに既存サービスの事業拡大に伴う人件費の増加によるもの。
  • 第13期における経常損失及び当期純損失の計上は、主に新規サービス「EC Booster」の開発のための研究開発費の計上及び既存サービスの事業拡大に伴う人件費の増加によるもの。

要は開発費と人件費により経常損失が出ていますが、今後それらの費用を回収できるかがカギになります。

参考までに

評価は下記を考慮して、人気が高い「A」に設定しました。

  • IPOで人気のあるIT企業。
  • 市場からの吸収金額が8億円と小さい。
  • 業績が微妙。(上下のブレがある)
  • 7月のIPOでいまのところ一社(昨年は7月に9社上場)

6.18 追記。
仮条件の上振れ決定(1,030円 ~ 1,150円)に伴い、初値予想を1,730円 ~ 2,300円に修正。
予想利益は58,000円~115,000円としました。

目論見書の想定仮条件は1,030円。初値予想は1,545円 ~ 2,060円としました。
予想利益は51,500円~103,000円です。

公募割れリスクは非常に低いです。
積極的に幹事証券のブックビルディングに参加して当選を狙いましょう。

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現在、現金2千円がもらえるお得なタイアップ企画も行っています。

また、野村證券はIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。

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本ページで掲載している画像は、フィードフォースの目論見書から引用しています。
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