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【市況】東京株式(前引け)=反落、米株安受け売り優勢も後半下げ渋る

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 21日前引けの日経平均株価は前営業日比83円11銭安の2万1218円62銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億4721万株、売買代金概算は1兆1790億1000万円。値上がり銘柄数は546、対して値下がり銘柄数は1514、変わらずは81銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、ファーウェイへの輸出規制などを嫌気した前日の米株安を受けリスクを回避する売りが優勢となった。日経平均は先物主導で一時140円あまり下げたが、前場後半は下げ渋っている。中国・上海株が頑強な値動きをみせプラス圏で推移していることや、外国為替市場でも1ドル=110円20銭近辺で円安含みに推移していることなどが全体指数の下支え要因となった。ただ、業種別には海運や石油、電機、機械など世界景気の先行き不透明感を嫌気する形で値を下げる銘柄が多く、全体の7割の銘柄が安くなった。

 個別ではソニー<6758>、任天堂<7974>が安く、キーエンス<6861>も下落した。東京エレクトロン<8035>、SMC<6273>も値を下げた。セレス<3696>が急落、オプトラン<6235>も大幅安。マクロミル<3978>、アウトソーシング<2427>などの下げも目立った。半面、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、スズキ<7269>も買いが優勢。オリエンタルランド<4661>もしっかり。ダントーホールディングス<5337>が急騰、愛三工業<7283>、リンクアンドモチベーション<2170>、シンシア<7782>なども値を飛ばした。東急建設<1720>も高い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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