スーパーと銀行の新入社員2人が感染 滋賀、1人研修に

新谷千布美 鈴木洋和
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 新型コロナウイルスの感染について、総合スーパーの平和堂(滋賀県彦根市)は今月入社した新入社員約170人のうち、京都府在住の20代の男性1人の感染を確認したと発表した。欧州から帰国した学生を中心とする感染が広がっている京都産業大(京都市)の卒業生で、3月19日にあったゼミの懇親会に参加していたという。

 男性社員は、同府内で28日にあった新入社員研修に出席した。男性社員と研修に出席したり、食事をしたりした新入社員ら23人が濃厚接触者として行政の健康観察を受けているという。

 同社の担当者は「まだ店舗での勤務や研修はなく営業に問題はない」と説明。現在、濃厚接触者を含む新入社員全員が自宅待機になり、動画による研修を受けるなどしているという。

 一方、滋賀銀行大津市)も新入行員122人のうちの1人が、3月31日に感染が確認されたと発表した。行員の性別や年齢などは明らかにしていない。入行前の研修は中止を決めていたため、濃厚接触した同期生や行員、利用客はいないという。新入行員全員には、今月12日までの自宅待機を指示したという。(新谷千布美、鈴木洋和)

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