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中国本土市場、数年ぶりの激しい売り-3257銘柄が制限いっぱいの下げ

春節(旧正月)の連休が明けて再開された中国本土の株式市場は数年ぶりの激しい売りにさらされ、数千銘柄が値幅制限いっぱいの下落となった。

  投資家は急いで売り注文を出すために何時間も前からコンピューターの電源を入れ準備したが、十分に素早く売り抜けることはできなかった。上海と深圳で取引される約4000銘柄のうち、162銘柄を除く全てが下落。9割近い3257銘柄が値幅制限いっぱいの下げとなった。

中国株急落、15年以来の大きな下げ-人民元は1ドル=7元台

  上昇銘柄のほとんどは新型コロナウイルス感染拡大で恩恵を受けると期待されたヘルスケア株だった。

  

China index loses two key support levels within minutes

  スノーボール・ウェルス(広州)のマネジングディレクター、リ・チャンミン氏は「売り浴びせはあまりに素早く激しかった。株価下落が続けばリスク管理に追われ場合によっては清算の圧力にも見舞われるだろう」と話した。

原題:
Trading China’s Worst Rout in Years With 3,257 Stocks Limit Down(抜粋)

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