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ゴートゥー、アリババやソフバンクGと協議-初期投資家の株式売却で

インドネシア最大のテクノロジー企業、ゴートゥー・グループは、アリババグループやソフトバンクグループなど主要株主が保有する約10億ドル(約1500億円)相当の株式について、売却を秩序立ったものにしようと協議している。これら株主のロックアップ期間が来月末で解除されるため、その際の株価急落を避ける狙いがある。

  事情に詳しい関係者によると、ゴートゥーはアリババやソフトバンクGなど初期に出資した投資家に対し、保有株の一部を管理された形で新規投資家に売却することへの関心を探っている。11月30日のロックアップ期間終了で既存投資家の多くが保有株を売却すれば株価を押し下げるため、これを避けることを目指す。

  ゴートゥーはまた投資家の一部と、株式を最長でさらに6カ月間継続保有する確約を得ようと協議した。非公表の情報だとして匿名を要請した関係者の1人が明らかにした。ゴートゥーと投資家の協議は初期段階で、取引が成立する場合の価格水準は交渉次第だという。協議は継続中で、ゴートゥーは最終的な決定を何も下していないと、関係者は述べた。

 

原題:GoTo in Talks With Alibaba, SoftBank for $1 Billion Stake Sale(抜粋)

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