ファナック、浮上した新たな中国リスク
証券部 寺井伸太郎
米中貿易摩擦などに揺さぶられるファナックに、新たな「中国リスク」が浮上している。地元企業からの申し立てを受け、中国当局が日本や台湾の工作機械メーカーへの反不当廉売(ダンピング)調査を10月中旬に始めた。中国当局の意図は不透明な面もあるが、一部のアナリストは主な標的は製品の競争力が高いファナックの可能性があると懸念を強める。現時点では調査の影響は限定的との見方が大勢だが、展開次第では年初来で約3割...
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