曙ブレーキ、最終赤字100億円 19年3月期
米国などで減損損失膨らむ
経営再建中のブレーキ世界大手の曙ブレーキ工業は2019年3月期の連結最終損益が100億円程度の赤字(前期は7億円の黒字)となる見通しだ。従来見込んでいた20億円の黒字から一転、3年ぶりの最終赤字となる。不振が続く米国などで生産設備の減損損失を計上するのが響く。
同社は1月末に私的整理の一種である事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)制度の利用を申請し、金融機関に資金繰りの支援を求めている。12日に...
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