太陽光発電問題

大串正樹経産大臣政務官「事業者に違反あれば厳正に対処」 静岡・伊東の漁民らの陳情に

【太陽光発電問題】大串正樹経産大臣政務官「事業者に違反あれば厳正に対処」 静岡・伊東の漁民らの陳情に
【太陽光発電問題】大串正樹経産大臣政務官「事業者に違反あれば厳正に対処」 静岡・伊東の漁民らの陳情に
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 静岡県伊東市八幡野で韓国財閥系企業「ハンファエナジージャパン」(東京都港区)が100%出資する「伊豆高原メガソーラーパーク合同会社」(静岡県伊東市)が大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を計画している問題で、伊東市の漁協幹部やダイビングショップの経営者らが20日、経済産業省を訪れ、大串正樹・経産大臣政務官(52)と面会した。

 いとう漁協の高田充朗・代表理事組合長は「漁業関係者にとって、太陽光発電所ができれば死活問題となる」と訴え、日吉直人・同漁協代表理事専務(61)が「何とかFIT(電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置)法での接続契約の解除をお願いしたい」と、八幡野漁港が茶色に濁った写真を拡大したパネルを提示して説明した。

 平成29年9月27日、八幡野漁港は降雨の影響で八幡野川を伝って土砂が流入。原因ははっきりと分かっていないが、八幡野川上流にある尾入山で東京都内の不動産業者が無許可で森林を約1・6ヘクタール伐採しており、その影響を指摘する声が強い。

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