ルネサス那珂工場、電源盤から煙…今月17日に一部再開したばかり

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 半導体大手のルネサスエレクトロニクスは21日、那珂工場(茨城県ひたちなか市)で発煙が起きたと発表した。すぐに消し止め、生産も再開した。今後の生産や出荷の見通しに影響はないとしている。同工場は3月の火災で停止し、今月17日に一部再開したばかりだった。

ルネサスエレクトロニクスの那珂工場(同社提供)
ルネサスエレクトロニクスの那珂工場(同社提供)

 ルネサスによると、発煙は午後4時半ごろ、前回と同じ建屋「N3棟」の1階で発生した。自動運搬台車を動かすための床下の電源盤から煙が出て、社員がすぐに消したという。けが人はなく、消防による現場確認を経て、午後8時頃に生産を再開した。原因は不明。

 那珂工場では3月19日、主に自動車向け半導体を生産しているN3棟で火災が発生し、約600台ある製造装置のうち23台が使えなくなった。出荷量が火災前の水準に戻るのは6~7月になると見込まれている。

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2001945 0 経済 2021/04/21 22:59:00 2021/04/22 05:53:15 2021/04/22 05:53:15 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210421-OYT1I50137-T.jpg?type=thumbnail

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