米株安、企業業績を警戒 週間下げ幅1313ドル、2年ぶり大きさ
「トランプ不況」懸念/FRB利下げ期待薄 割高感の修正は進む
[会員限定記事]
【ニューヨーク=竹内弘文】関税引き上げなどトランプ米大統領が推進する政策が米景気の先行き不安を招き、米国株式市場が動揺している。ダウ工業株30種平均は14日までの1週間で1313ドル安となり、約2年ぶりの下げ幅を記録した。景況感の悪化に加え、企業業績の下振れリスクが警戒され始めている。一方で割高感の修正は進んできた。
つなぎ予算の延長法案の成立にめどが立ち、米政府閉鎖が回避される公算が大きくなっ...