〔マーケットアイ〕株式:新興株市場はまちまち、日銀株が3日連続のストップ高

    [東京 3日 ロイター] - 
    <15:10> 新興株市場はまちまち、日銀株が3日連続のストップ高
    
    新興株市場はまちまち。日経ジャスダック平均は反発、東証マザーズ指数は急反落し
た。市場では「日本銀行株        が3日連続ストップ高となるなど、値幅取りの動きが
活発化している。直近IPO人気も根強い」(国内証券)との声が出ていた。
    
     日経ジャスダック平均は0.13%高。個別では、日本銀行がストップ高となった
ほか、新報国製鉄        、直近IPOの室町ケミカル        もストップ高。半面、ア
ピリッツ        がストップ安となり、ニッポン高度紙工業        が軟調に推移した。
    
    マザーズ指数は2.03%安。個別では、INCLUSIVE        がストップ高
となったほか、ロゼッタ        もしっかりだった。一方、メルカリ        、BASE
        、プレイド        などがさえない。
    
    <14:25> 日経平均は強もちあい、アジア株や米株先物の堅調が追い風に
    
    日経平均は強もちあい。狭いレンジで推移していたものの、後場中盤にきょうの高値
を更新してきた。市場では「とりわけ目立った材料はないものの、上海市場などアジア株
や時間外取引で米株先物が堅調に推移していることが追い風になっているようだ」(国内
証券)との声が聞かれる。
    
    
    <12:56> 日経平均は後場しっかり、一時120円高 2万9000円台値固めの動き
    
    日経平均は後場に入りしっかり、前営業日比60円ほど高い2万9400円台後半で
推移している。アジア株や米株先物が堅調に推移していることが支援材料となり、後場ス
タート直後に一時120円超高となる場面もあった。
    
    市場からは「前週末の急落を受けて、3万円に近づくと利益確定売りも出やすい状況
で、上値の重さは当面意識されそうだ。しばらくは2万9000円台で値固めの動きが続
くのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。
    
    
    <11:47> 前場の日経平均は反発、景気敏感株で物色活発に 
    
    前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比51円54銭高の2万9459円71
銭となり、反発した。前日に250円超安となったこともあり、自律反発を狙った押し目
買いで朝方は堅調にスタート。その後は小幅安でもみあいとなったが、再び切り返しプラ
ス圏に浮上した。
    
    景気回復への期待が続いており、景気敏感セクターでの物色が活発になった。前日の
米国株式市場の流れを引き継ぎ、半導体関連株売り、景気敏感のバリュー株買いの動きも
みられた。
    東証1部の騰落数では、値上がりと値下がりが拮抗したものの、指数寄与度の高い半
導体関連株の下落が重しとなり、上値の重い状況が続いた。
    
    市場からは「米長期金利の上昇が一服したが、円安基調が続いており支援材料となっ
ているのではないか。ただ、上値を追うには新規材料が乏しく、やや不安定な状況は続き
そうだ」(国内証券)との声が聞かれた。
    
    TOPIXは0.15%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1506
億円。東証33業種中、鉄鋼、非鉄金属、海運業、ゴム製品など27業種は値上がり。半
面、電気機器、その他 金融業、その他製品など6業種は値下がりした。
    
    個別では、円安が支援材料となり、三菱自動車工業        や日産自動車        な
ど自動車株がしっかり。
    また、神戸製鋼所        やJFEホールディングス        、日本製鉄        な
ど鉄鋼株も堅調に推移。鉄鋼株は出遅れ感が強く、前日の米国株式市場で物色が広がった
流れを引き継いだ格好となった。
    
    東証1部の騰落数は、値上がりが1044銘柄に対し、値下がりが1052銘柄、変
わらずが98銘柄だった。  
    
    
    <10:55> 日経平均はもみあい、手掛かり材料難 下値めどは25日線との声も
    
    日経平均はもみあい。前日終値を挟んで小幅に上下している。
    市場からは「きょうは新規材料も乏しく、アジア株や米株先物の動向をにらみながら
の展開となりそうだ。下値のめどとしては、25日移動平均線の2万9200円台後半が
意識されるのではないか」(国内証券)との見方が聞かれた。
    
    
    <09:55> 日経平均は前日終値近辺で一進一退、景気敏感株には買い
    
    日経平均は前日終値近辺で一進一退の値動きとなっている。一時はマイナスに転換し
、前営業日比71円安となった。東証33業種では、鉄鋼、非鉄金属、ゴム製品、繊維業
など21業種が値上がり。電気機器、その他製品、その他金融などの12業種は値下がり
となっている。
    
    市場では「素材関連をはじめとした景気敏感セクターの上昇が目立っている。一方で
、半導体・電子部品関連は軟調。米国長期金利の動向をもう少し見極めたい投資家は多く
、株式市場は当面不安定になりやすい」(国内証券)との声が出ていた。
    
    
    <09:06> 寄り付きの日経平均は反発、自律反発狙いの買い 半導体は軟調
    
    寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比73円95銭高の2万9482円
12銭となり、反発した。その後は2万9500円近辺での一進一退が続いている。オー
バーナイトの米国株式市場は主要3指数が反落となったが、日経平均は前日に250円超
安となったこともあり、自律反発を狙った押し目買いが先行している。
    
    東証33業種では、鉄鋼、ゴム製品、非鉄金属などの業種が値上がり。その他金融、
鉱業、建設業などの10業種は値下がりとなっている。個別では、東京エレクトロン<803
5.T>、信越化学工業        、アドバンテスト        などの半導体関連銘柄が総じて軟
調となっている。
    
    
    <08:40> 寄り前の板状況、総じて売り買い拮抗
    
    市場関係者によると、寄り前の板状況は、キヤノン        が買い優勢、ソニー<675
8.T>が売り優勢、トヨタ自動車        、ホンダ        、東京エレクトロン        、
ソフトバンクグループ        が売り買い拮抗。
       
    指数寄与度の大きいファーストリテイリング        は売り買い拮抗、ファナック<6
954.T>は買い優勢。
    
    メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ        、三井住友フィナン
シャルグループ        、みずほフィナンシャルグループ        が売り買い拮抗となっ
ている。
    
    東証第1部出来高上位50銘柄       
    東証第1部値上がり率上位50銘柄       
    東証第1部値下がり率上位50銘柄       
    日経225先物        
    SGX日経225先物        
    TOPIX先物        
    日経225オプション            
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