訂正 米インテルの半導体製造部門、2023年営業損失が70億ドルに拡大

米インテル、新AI半導体の詳細発表 エヌビディアに対抗へ
4月9日、 米半導体大手インテルはイベントで、人工知能(AI)半導体の新製品の詳細を発表した。写真はインテルのロゴ。北京で2023年11月撮影(2024年 ロイター/Florence Lo)
[2日 ロイター] - 米半導体大手インテル (INTC.O), opens new tabは2日、2023年の半導体製造部門の営業損失が70億ドルと前年の52億ドルから拡大したと明らかにした。
売上高は189億ドルで、前年の274億9000万ドル(訂正)から31%減少した。発表後に株価は4.3%下落した。
パット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は投資家向けプレゼンテーションで、24年の半導体製造部門は最悪の営業赤字を計上する見通しで、27年頃には収支が均衡すると述べた。
米国の4州で半導体工場の建設や拡充に1000億ドルを投じる計画。法人顧客が増えるかどうかが半導体製造部門の再建を左右する。
今後は、半導体製造部門の業績を独立部門として公表する。
インテルは競合の台湾積体電路製造(TSMC)やサムスン電子(005930.KS), opens new tabに追いつくため多額の投資を行っている。
*英文の訂正により、本文2段落目の「前年の630億5000万ドル」を「前年の274億9000万ドル」に訂正します。

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