「ビール1杯2850円、銀だこは…」大谷翔平・山本由伸ユニも物価高+円安「“1万円値上げ”で3万5000円」ドジャース本拠ショップ価格事情
大谷翔平と山本由伸の加入で大きく注目が集まるロサンゼルス・ドジャースの本拠ドジャースタジアム。そこでのグッズ、グルメなどショップの“お買い物事情”はどうなっているか……現地観戦したAki氏が価格調査した。(全3回の第2回/第3回へ続く) 【現地写真】「ビール2850円、銀だこも超高い…」「大谷さんユニ、1万円値上げ!?」ド軍本拠“円安物価高”が衝撃。ベッツから熱烈ハグ、“HR→ヒマワリの種攻撃”にビックリなど《LAで愛されまくりのショウヘイ》も全部見る 大谷翔平と山本由伸にとって新たな本拠地となるドジャースタジアム。そのグッズショップや飲食店に関する情報を記しておきたい。
「日本円に換算しちゃうと買えないよね」
ドジャースタジアムには入場前でもオープンしているグッズショップが1カ所、入場後のスタジアム内にはスポーツメモラビリア専門ショップなどを含めて複数ある。 今回、全てのショップを見て回ったが、どのショップでも本当に多くの人が大谷や山本のユニフォーム、キャップを吟味していた。 さらに日本人観光客だけではなく、現地ファンで溢れていた。日本では大谷のユニフォームが品薄なようだが、ショップでの現実的な状況としては……飛ぶように売れているというよりは、じっくりと吟味・選別して購入されている印象だった。 「日本円に換算しちゃうと買えないよね」 「そこは計算しないで勢いで」 「せっかくだから買いたいよね~」 「あー、でも高いなぁ……どちらか1個だけにしようか」 「オンラインでも買えるよねー」 そんな会話が近くでされていたのが印象的だった。 そう、歴史的な円安と物価高で何もかもが高いのだ。実感として去年アメリカに観戦に来た時よりも一段と高く感じた。
入団時は“約2万5000円”だったユニが“1万円値上げ”
大谷のユニフォームは、昨年入団発表時に公式オンラインショップで購入したのだが、その時には175ドル(約2万5000円、1ドル=約143円)だった。 店頭に並んでいるものを見ると、232ドル(約3万5000円、1ドル=約150円)と57ドルも値上げされている……さすが商売上手のドジャース、歴史的な売り上げに乗じてさりげなく値上げしていた。日本円に換算すると、この数カ月で1万円値上げの感覚だ。 また、球場内のメモラビリアショップでは大谷のサイン入りユニフォームやパネルなども販売されていた。ただ……。 大谷サインボール:4995ドル=約75万円、サイン入りパネル:7495ドル=約112万円、そして大谷が実際に打ったファールボールにサインされたボールは、なんと1万4995ドル=約225万円。観戦ついでのお土産として購入するには、手を出しにくい価格設定となっていた。
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