Sparticle社、Digon社との提携でAIソリューション事業へ

Sparticle株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：金田達也、以下、Sparticle）が、AIソリューション事業を展開する企業として、また新たなステージを確立しました。 Sparticleは、株式会社マイネットが行うコンサルティング事業を手がける子会社であるDigon株式会社（以下「Digon社」）と業務提携し、AI開発を実施することとなりました。

Digon社は、通信、製薬、保険、ITなどの大手企業にマネジメントコンサルティングサービスを提供しています。Sparticle社が独自の技術力を用いて開発したAIプロダクトの導入や活用についてのコンサルティングをDigon社が担い、顧客拡大と満足度の向上を目指します。また、その過程で得られた知見を積極的に新たな開発やプロダクト改善のために活用できるよう、業務提携を行う運びとなりました。この度の業務提携により、AIを用いた営業サービスやコンタクトセンター・顧客サポート向けAIの制作など、両社の特長を活かしたサービスを提供します。また、日本のアニメやマンガ、ゲームタイトルなどのIPと生成系AIを使用した開発に着手し、新たな事業アプローチによる競争力強化を図ります。

デジタル技術の進化が急速に進む中、生成AIの発展は私たちの生活やビジネスに革新をもたらしています。この技術の発展により、デジタルヒューマンとして知られる人工的なキャラクターや人物が、様々なコンテンツやIP（知的財産）に活用される時代が到来します。

デジタルヒューマンとは、生成AIによって生み出されたデジタル上のキャラクターや人物のことを呼び、これらのデジタルヒューマンは、人間のような外見や振る舞いを持ち、会話や表情などのコミュニケーションを行うことが可能です。そして、さまざまなIPやコンテンツに組み込まれ、新たな価値や体験を提供することが期待されています。

今後は、日本のアニメやマンガ、ゲームなどの人気IPを活用したデジタルヒューマンが、ファンとのコミュニケーションやストーリーの拡張、新たなエンターテイメントの創造などに活用されると予想されます。ファンは、お気に入りのキャラクターとの対話や体験を通じて、より深く関わり、感情的な結びつきを強化することができるのです。

また、企業やブランドもデジタルヒューマンを活用して、顧客とのコミュニケーションやマーケティング戦略を展開し始めています。例えば、商品やサービスのPRや販促活動にデジタルヒューマンを活用することで、より個別化された体験を提供し、顧客の関心を引き付けることができます。

さらに、デジタルヒューマンは、教育分野では、デジタルヒューマンが教材として活用され、生徒や学生がより身近な存在として学習を進め、医療分野では、デジタルヒューマンが患者とのコミュニケーションやリハビリテーションの支援に活用され、治療効果の向上や生活の質の向上に貢献しています。

このように、生成AIをデジタルヒューマンとして活用することで、様々なIPやコンテンツが新たな展開を見せる時代が到来しています。Sparticleは、Digon社との提携により、これらのテクノロジーの進化を通じて、より豊かな体験や価値を創造し、社会全体の発展に貢献していくことが期待されています。