リョービ、EV一体成型「ギガキャスト」参入へ
供給網見直し
自動車アルミ部品大手のリョービは電気自動車(EV)の新しい生産技術「ギガキャスト」を使う大型車体部品の生産に参入する。一体成型で数十個の鋼板部品を1個のアルミ部品に置き換え、車体の製造コストを2割下げる。部品メーカーでEVの供給網(サプライチェーン)改革を見据えた動きが広がってきた。
ギガキャストはEVの製造コストを下げる技術として米テスラが20年に導入し、中国の小鵬汽車(Xpeng)や浙江吉利...
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