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日証協、SBI証に過怠金1億円の処分-IPO株価操作で

日本証券業協会は21日、主幹事を務めた企業の新規株式公開(IPO)の際に株価操作を行っていたSBI証券に対して、過怠金1億円を科す処分を行ったと発表した。

  過怠金1億円は、相場操縦事件を起こしたSMBC日興証券に対して昨年3月に科した3億円以来の大きさとなる。再発防止策などを盛り込んだ業務改善計画の実施や実施状況の書面での報告も求めた。

  SBI証は、2020年12月から21年9月までの間、IPOした3銘柄について公募価格割れを防ぐために一定価格で買い付けを行うよう投資家の勧誘を指示した上、実際に買い注文を受け付けた。金融商品取引法に違反する行為として金融庁から今年1月に行政処分を受けている。

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