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SKハイニックス、2.3兆円投資で半導体新工場-旺盛なAI需要で

韓国の半導体大手SKハイニックスは、およそ20兆ウォン(約2兆2600億円)を投じて同国内に新たな半導体メモリー製造拠点を建設する。人工知能(AI)開発で急増する需要を満たすため、生産能力を大きく拡大する。

  同社は発表文で、当初段階で5兆3000億ウォンを投資し、4月末ごろ新たな工場または製造施設の建設を開始すると説明。来年11月までの完成を目指すという。施設は長期で拡大していくため、投資総額は20兆ウォンを超えるとの見通しも示した。

  SKハイニックスはAI向けの高帯域幅メモリー(HBM)と呼ばれる先進半導体の供給を急いでおり、この分野ではライバルのサムスン電子をリード。HBMはエヌビディアのAIアクセラレーターとも相性がいい。

  SKハイニックスは25日に1-3月(第1四半期)決算を発表する。

原題:SK Hynix Plans $14.6 Billion Chip Expansion to Meet AI Demand(抜粋)

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