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挑む中小企業
横浜港の100年企業が洋上風力アンカー参入 夢は「新しい造船所」

経済 | 神奈川新聞 | 2024年3月25日(月) 11:30

浮体式洋上風力発電の大型アンカー初号機を前に、製作を担った左から福士勝晶さん、越智明彦さんと二宮社長

 1920年創業の横浜工作所(横浜市鶴見区)。横浜港の伝統を継承する企業の一つといえる同社は、沖修繕など船舶修理が主力事業だが、洋上風力発電の特殊アンカー製造という新領域にチャレンジし、このほど1号機を完成させた。二宮一也社長(54)は「横浜に新しい造船所をつくるのが目標。新事業はそのための体力づくりの一つ」と語り、優秀な人材確保へ改革を進めている。

全国から頼られる「船のドクター」

 
 

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