日本ユニシス、Kudanと先進人工知覚技術の「ビジネス・スケーリング・パートナー」として協業に合意
【プレスリリース】発表日:2019年8月14日
日本ユニシス、Kudan
先進人工知覚技術の「ビジネス・スケーリング・パートナー」として協業に合意
~MaaS/自動運転や空間制御などの巨大市場に向けた新規サービス/ソリューション分野での取り組みを加速~
日本ユニシスは、Kudan 株式会社(以下、Kudan)と「ビジネス・スケーリング・パートナー」となり、空間・物体認識ソフトウェア技術 SLAM(注1)や LiDAR(注2)などを用いた MaaS(Mobility as a Service)、自動運転や空間制御などの巨大市場に向けたサービスやソリューション創出の加速を目指し、2019 年 8 月から協業を開始します。
【背景と概要】
昨今、Maas/自動運転やロボティクス、AR/VR/MR など多様な位置認識や空間制御に関連する市場は急速に巨大化しつつあり、SLAM など基盤となる技術を、市場ニーズに合わせて迅速にサービスやソリューション化し、提供していくことが求められています。これに対し、Kudan が有する超高速/超高精度の人工知覚技術、独自の「マシン・マップ・プラットフォーム」(注3)と、日本ユニシスが有する金融・製造・流通・医療・社会公共など、幅広い分野での豊富な業務知識・顧客基盤・事業開発力との相乗的なパートナーシップによって、全く新しいサービスやソリューションを創造し、従来のアプローチでは解決できなかった社会課題の解決を可能にします。
現在、デジタルトランスフォーメーションの代表ともいえる「MaaS 分野」においては、日本ユニシスのモビリティサービスプラットフォーム「smart oasis(R)」が導入実績を増やしており、カーシェアリングシステムとして JR 東日本グループの JR 東日本レンタリースに「smart oasis for Carsharing」の提供も開始しています。また大津市、京阪バスとは、大津市が目指す、持続可能なまちづくりの実現に向け 3 者で連携し、モビリティと地域の経済活動をつなぐ MaaS の実用化を推進することに合意しています。これら MaaS や IoT における中核領域の「空間制御」の実用化において、最も有望とされる「人工知覚技術」のパイオニアであり、機械知能の処理に最適化されたマシン・マップの生成と利活用を可能とする「マシン・マップ・プラットフォーム」を提供する Kudan が、日本ユニシスと連携することで、日本ユニシスの MaaS や IoT を中心とした取り組みを加速させ、これら巨大市場への迅速なサービス開発・提供を実現します。
【ビジネス・スケーリング・パートナーとは】
Kudan が有する「人工知覚技術」は、位置認識や空間制御において広範囲な技術やソリューションに対して柔軟に応用される基盤技術であり、Kudan はそれらの深層の基盤技術(DeepTech)の開発に注力しながら、各層のグローバル有力パートナーと連携して市場開拓を進めています。日本ユニシスはまず国内市場において、Kudan の保有する DeepTech をスピーディに市場に投入し、そのビジネススケールの拡大を図るための戦略的パートナーとして、実証実験から商用化までを協業的に進め、さらにそれらのグローバル展開まで視野に入れた取り組みを進めます。
以上
※以下は添付リリースを参照
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