オンキヨー、ファンドへの新株発行を中止 株価低迷で
オンキヨーホームエンターテイメントは24日、海外ファンドへの新株発行を一時的に中止すると発表した。足元の株価が低迷し、想定していた資金を調達できる見込みがなくなったため。同社は9月末時点で23億円の債務超過となっており、財務改善が急務になっている。ファンドとの取引を停止し、他の資金増強策を模索する。
オンキヨーは7月に、8月から2021年2月まで8回に分けて海外ファンドに新株を発行すると発表していた。目標の調達額は46億円で、4回の発行を終えていたが調達額は約13億円にとどまっていた。ファンドと今後も取引を続けるかは未定としている。
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