楽天G、韓国携帯キャリアと協業検討 新規参入を支援
楽天グループ傘下の楽天モバイルと楽天シンフォニーは2日、韓国で携帯キャリアとして新規参入を目指すステージXへの協力や支援を検討すると発表した。日本で第四のキャリアとして蓄積した経験を生かし、技術面やサービス展開で協業できるか協議する。
楽天モバイルと楽天シンフォニー、ステージXの3社が戦略的協業に向けた覚書を締結した。楽天Gは複数メーカーの機器を組み合わせて通信インフラを低コストで構築する「オープンRAN(ラン)」事業を拡大している。楽天シンフォニーはステージXに対して、オープンランを軸とするサービスの提供を目指す。楽天モバイルは日本の通信事業で培ってきた経験を共有する。
ステージXは韓国でミリ波と呼ばれる28GHz帯での5Gサービスを2025年前半にも提供する計画。楽天Gは事業運営から技術支援まで幅広く協力していく方向で協議を進める。