家電「白高黒低」鮮明 洗濯機10年で3割高、テレビ4割安
国内家電の価格が二極化している。白物家電では、洗濯機1台当たりの価格は10年で3割、冷蔵庫は15%上昇した。共働き世帯が増え、家事の負担を減らす「時短需要」が後押しする。テレビ価格は大型サイズで4割前後下がった。スマートフォンでの動画視聴が広がり、需要が低迷する。家事向けか娯楽向けかで家電の明暗が分かれた格好だ。
日本電機工業会(JEMA)が22日発表した2023年度の白物家電の出荷金額は前年度...
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