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伊藤忠商事は28日、イタリアのスポーツウェアブランド「Kappa(カッパ)」の日本市場向け独自商品を作れるマスターライセンス権と輸入販売権を取得したと発表した。今春から、国内向けに商品の製造販売やイタリア製のカッパ商品の輸入販売を手がけられるようになる。
これまで伊藤忠がカッパのブランドを使えるビジネスは、総合スーパー向けのTシャツなど一部のカジュアル衣類の製造や販売にとどまっていた。
カッパは1967年にイタリアで誕生したブランドで、サッカーや陸上などのスポーツウェアや靴、カジュアル衣類を幅広く展開している。伊藤忠は今後カッパの関連商品をスポーツ専門店やセレクトショップなどに販売し、5年後に100億円の売り上げを目指す。