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インフィニオンはSiCに注力している（写真：日経クロステック）
インフィニオンはSiCに注力している（写真：日経クロステック）
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　ドイツInfineon Technologies（インフィニオンテクノロジーズ）は、炭化ケイ素（SiC）を用いた新しいパワー半導体製品を2024年から2025年にかけて順次リリースする。性能を高めただけでなく、新たなパッケージを導入してラインアップを拡充した。加えて、耐圧400Vといった新カテゴリーの製品も用意する。新パッケージや新カテゴリーの製品を投入し、パワー半導体における次のデファクトスタンダード（事実上の標準）を狙う。

インフィニオンは第2世代のSiC MOSFETの量産を始めた（出所：日経クロステック）
インフィニオンは第2世代のSiC MOSFETの量産を始めた（出所：日経クロステック）
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　インフィニオンが2024年3月に発表したのが、SiC MOSFETの第2世代品「CoolSiC MOSFET G2」（以下、G2）である。産業機器に向けたディスクリート製品だ。第1世代品（G1）と同じく高い信頼性をウリにしつつ、性能向上とパッケージのラインアップ拡充を図った。