前回2025年2月〜3月のB社の政策保有株売却は60万株程度で10億強だと思います。
175万株→116満株=約59万株×1730円=10.2億なので

自社株買い、その目的は

昔、招き猫さんに「資金需要旺盛なこの会社が自社株買いなんかするわけない」
などと暴言を穿いたことを、遅ればせながらお詫び致します。

とはいえ、２４年9月の市場外取引(TOSTNET-3)で買い付けた80万株の目的には
政策保有株の売却意向の申し入れを受け（会社名は不明ですが）決議したと
はっきり書いてありました。他からも売却があり全株とはいきませんでしたが

次の25年3月には前回に懲りたのか、市場買い付けで上限30億円/２００万株の
自社株買いを行いほとんどB社の政策保有株の削減になりました。

今回の上限20億円の自社株買いも、そうとは言っていませんが目的は同じでしょう
120万株程（上限は150万株だが）買えるので、上手くやれればゼロになる株数です

広～い意味では株主還元と言えなくもないですが・・・

週末の戯言(長くなって恐縮です)

懸念材料の一つであった政策保有株の処理は、推測の域をでませんが
8/12～8/22での株価[1,523円～1,571円]の滞空時間と出来高から大部分は
売却されたのではないでしょうか、恐らく自社株買いも後押しをしたでしょう。
違ったとしても向こうの事情を考えられば、今年中には無くなり需給も改善する
でしょう。

もう一つの懸念材料は特需と成長戦略の業績貢献との端境期になる27/3期の
業績予想でしょう。

株式投資を始めた時のバイブルであった『ウォール街のランダムウォーカー』
から最初に学んだことですが「貴方が知ってることは全ての人が既に知っている
ことで、株価には瞬時に折込済みだということです
特需の後に前年度比マイナスになるのは当たり前で、心配することでは無く、
中期経営計画や四季報の予想値と比較してどうか、成長戦略の進捗状況はどうかが重要だと思います

次の懸念として、市原の「環境複合事業」や相馬の「サーキュラーパーク」への
大規模投資他、幾つかのプロジェクトが進行しているが資金面の問題は無いのか
ということでしょう。

結論から言えば、これまでも、これからも年度毎の投資総額はその年度の
フリーキャッシュフロー(FCF)の範囲内に抑えられており、心配には及ばない
と思われます。
以前から、このような大規模投資と多大な減価償却のある企業を評価するには、
決算報告書では不十分で、業績の修正が入る毎にDCF法による年度毎のFCFや
企業価値の変化をウォッチしています。会社側はEBITDAで評価して欲しいよう
ですが、EBITDAでは設備投資を考慮しませんので、大規模投資が続いている内は
計算は面倒ですがDCF法の方が企業価値を把握し易いと思います。
因みに,1Qでの上方修正後のDCF法による理論株価は[4,374円]です、
鉄屑さんが投稿されていた5千円台よりは低いですが、今後の金利上昇やβ値等を
厳しめに修正した所為かもしれません。

成長戦略がどの程度業績に貢献してくるのかは別問題ですが、残念ながら予測する能力はありません。
こればかりは経営陣を信頼するしかないでしょう。
門前も工事遅れの追加投資等、ハラハラさせられましたが、
完成すればご存知の通りです。

さーすが　　ＴＲＦ
I can here mｙ voice(⁠✷⁠‿⁠✷⁠)

業種イメージだけで株価は低迷していたと思うが、当然水準訂正が必要な業績である

週足三角持ち合い上抜けしましたね
もう当分言うことはありません

やるじゃん、やるじゃん

2025年8月22日　　WEB　産業新聞
　　　ＴＲＥＨＤ　徹底した再資源化に尽力

ＴＲＥホールディングスは21日、2025年4―6月期の決算説明会を開き、阿部光男社長が業績や投資実績などについて解説した。
廃棄物処理・再資源化事業で大幅な増収増益を計上した理由について阿部社長は「公費解体が進展し、当社の災害廃棄物関連の解体トン数は四半期ベースで過去最多となり、当初の予想を上回った」と話した。

　HPでの配信は来週早々かな？

　取敢えず株価上昇引けで良かったですね。
東証プライム銘柄の平均株価は約2,000円。PERは16倍です。ここは今日の終値で
PERは6.19倍とまだ超低位の割安。せめて8倍で2,000円の株価を達成して欲しい。
軍需増加思惑の三菱重工はPRE49倍です。TREも10倍の2,500円超に期待。
　今日のHPに門前グリーンパーク完成までの動画が発表されています。ご参照ください。それでは来週の株価上昇を期待して良い週末をお過ごしください。

前回高値1559を抜いて明らかな上昇トレンド
ここは一応トレンド通りに動くので、来週のさらなる上昇を信じておこう