政府は地熱発電の実用化に向け、次世代技術の開発を促進する。国の支援方法などを検討する官民協議会を立ち上げ、年中に新たな戦略を取りまとめる見通しだ。

＜「クローズドループ」有力＞

地熱発電は、地中にある高温高圧の蒸気・熱水からエネルギーをつくる。天候に左右されずに安定的に発電できる再エネ発電だ。日本には世界３位の規模に当たる約２３００万キロワットの潜在発電量がある。

一方、開発コストの高さや、温泉などの既得権益者との調整が難しかった。このため発電量に占める比率は２０２３年度で０．３％にとどまっている。

ただ、政府は２月に定めたエネルギー基本計画で、４０年度に地熱発電の比率を１〜２％に引き上げる目標を掲げた。コスト低減や地権の課題に関しては、政府が民間企業に代わって資源調査や試掘を行い、許認可を一括処理する「地熱フロンティアプロジェクト」も組成された。

発電量を拡大するための、次世代技術についても国は３０年代に実用化したい考え。最有力候補は、高温の地層にパイプを巡らせ、発生した蒸気で発電する「クローズドループ」だ。

＜洋エンジなど注目＞

クローズドループは、パイプの内部に循環させた水を熱水で温め発電する。地下に高温・高圧の熱水の貯留層がなくても熱源があれば発電できるため、開発できる地域が広い。また、地中の熱水には鉱物が含まれるため、直接通さないことで設備の劣化を防げる。

日本では三井物産<8031.T>が実証実験に取り組むほか、中部電力<9502.T>はドイツの企業に出資し、現地で商業運転を行っている。

東洋エンジニアリング<6330.T>は、地熱資源が豊富なインドネシアでクローズドループの実績を持つ。地下のモニタリングから発電システム、地熱熱水に含まれる鉱物の回収まで一気通貫のサービスを提供。ＥＮＥＣＨＡＮＧＥ<4169.T>はカナダでクローズドループを手掛けるエバー社に出資している。

通常の地熱発電よりも深い地層から蒸気を取り出す「超臨界地熱発電」も注目されている。大成建設<1801.T>はＮＥＤＯ（国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構）と共同で研究開発に取り組んでいる。

このほか、地中を深く掘り水を圧入することで熱水を取り出す「ＥＧＳ（地熱増産システム）」に関しては、ポンプの電業社機械製作所<6365.T>が浮上する。発電設備で圧倒的な富士電機<6504.T>も押さえておきたい。

4620で買いたかったなぁ

１００００円から随分下げたね・・
でも買い時だけどｗ

信用買い残が消化されてきました。
パワー半導体はEVだけではなく、軍事、その他の未来の家電製品にも必要不可欠です。
暫くは上昇傾向ですか。地合いにもよりますが。
慈愛の気持ちで買い増しました。

データセンター関連の変電機器が複数の大口案件で好調
本決算は4月25日 に発表予定で連続増収・増益・増配を期待の様相

何であげてるの？

日経先物　3パーセント下げてるね

中国離れのチャンスを与えてくれました。

ワシ、あと2000なんだけど、平均単価下げる資金もなく、今はじっと我慢。
早く8000を越えてくれー。

よし