ここまで、コーエーテクモHDの営業外収支を中心に見てきましたが、実は本業のゲームやエンタメ事業も過去最高水準の業績で、絶好調です。

コーエーテクモの営業利益率34%は、「ストリートファイター」「モンスターハンター」「バイオハザード」といった有名ゲームを多数抱えるカプコンの37%に次いで2番目の高さとなっています。

「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」等の強力なIPを保有するスクウェア・エニックスでさえも営業利益率が9%であることを踏まえると、コーエーテクモの安定した営業利益率30%超がいかにすごいかがイメージできるかと思います。

この営業利益に加えて、これまでみてきたように営業外収支が加わることで、コーエーテクモの経常利益率は54%となっていて、ゲーム業界ではもちろんのこと、上場会社の中でもトップクラスの水準に位置しているのです。

実際、この経常利益率は、時価総額で日本5位（2024年11月時点）で、高収益でも有名なキーエンスの2024年3月期の経常利益54%と同水準です。

コーエーテクモがこれほどの高い経常利益を確保できているのは、営業利益率で安定的に30%以上達成できているからです。この安定的な営業利益率に、営業外収益が加わることで、同社は過去10年間の経常利益率で49%と圧倒的な高さを誇っているのです

簡単なまとめ。

2024年3月期におけるコーエーテクモHDの営業外収支の稼ぎ頭は、有価証券の売買で得られるキャピタルゲインではなく、受取利息という「インカムゲイン」なのです。

この767億円の債券に対して、受取利息は図表4にある通り146億円です。そのため、債券の投資利回りは19%(=146億円÷767億円)になります。通常、国債や社債等の債券の利回りは一桁前半になります。

おそらくコーエーテクモHDは元本割れの債券に投資をすることで、投資リターンを得ていると予想されます。

それが受取利息を146億円も計上している秘密だと考えられます。

実際、2022年6月にはコーエーテクモHDがゼロクーポン債を買い込んでいるという報道が出ています（https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-24/RDXNM1T0G1KZ01）。ゼロクーポン債とは発行時の価格が額面金額（元本）よりも低く設定され、満期時に額面金額で償還されることで利回りを提供する債券のことです。

そしてこの時期に、24年3月期の受取利息146億円につながるゼロクーポン債投資の仕込みを行っていたと考えられます。

このようにリスクの高い債券投資を行い、リターンを得ているのがコーエーテクモHDの投資スタイルなのです。

とはいえ、多くの期間で安定的な運用成績を残していることから、同社の投資を担っているされる代表取締役会長の襟川恵子氏の手腕は相当なものであるとうかがえます。
https://gendai.media/articles/-/141324

投資の実態がわかんねえなあ

債券が多いんじゃないですか?
ゼロクーポン債を仕込むとか言う記事
インタビュー記事で読んだ様な気がします。

そもそもこの会社ってどこに投資しとるん？
どっかで開示されてたっけ？

ゲームはおまけで本業は金融だと思えばおもろい会社
ゲームが本業だと思うと仁王以降は会社規模のわりにヒット作出てないので不安になる

襟川恵子の記事読んで感動したわ

恵子やるじゃないか

アカツキ、『レスレリ』運営離脱後もコーエーテクモとの良好な関係は継続　ソニーとの提携については協議が進行中

https://gamebiz.jp/news/396270

学資金のニュースと明日の無双の体験版で期待込みで買いました
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