実力としては既に赤字なんでしょう。
原発の対策費用は動かさなくても出てきますし、国への分担金なども収めないといけないし。
計上されていない原発の設備費や、これから出てくる費用は膨大ですからね

現会長の金井は長期ビジョンを作成し、財務目標に2018〜2030までの12年間平均で経常利益を350億円とした。
ところで何故350億円だったのか？
根拠は2011年以前の原発稼働時の経常利益が350億円前後だったからだ。
金井は実力経常利益200億円弱、原発稼働の見通しが立っていない状況で、目標を350億円とした。
笑ってしまうほど、お粗末な長期ビジョンの目標値だった。
で、本格値上げをした今はどうか？
原発なしで450億円以上確保できる。
実際のところ実力経常利益は500億円。
原発は負債にならなければ、再稼働などしなくても良いのだ。
北陸電力の問題は原発ではなく、優秀な人材がいない事だ。

電気代高い

北陸電力・志賀原発の海域活断層の長さを1.8倍に見直し 審査さらに長期化の可能性
https://news.yahoo.co.jp/articles/43d68e5623a550ed2e0e93dc8f6c3827a9e1263e

北海道電力をはじめ電力株の高値6ヶ月期日が2週間後に接近しています。直近の動きに注目しています。

昨日投稿されてた、売買益や配当にかかる税金を減らす方法は、現物の取得単価が1円単位に切り上げされることを利用した方法のことでしょうか？

戻ってくれなきゃ俺困る～

他の大手電力が本格値上げをする中、当時社長であった久和は言った。
「値上げせずに、利益を確保する」と。
その結果、北陸電力の収支は悪化し、赤字連発、無配連発、株価は上場来最安値を記録した。
ただ、久和のおかげで、無駄の多かった業務が随分と改善されたことは確かだ。
業務改善による無駄なコスト削減で、なんとかなると判断した北陸電力経営陣の能力は、見事なほど低レベルだった。

ちなみに、金井は自由料金の値上げで200億の収益改善をはかり、実力経常利益を200億円弱にした。
つまり、久和は、燃料価格や為替の変動や関電、中電からの受電契約料金を考慮しなければ、実力経常利益ほぼゼロ円で事業運営できると判断したのだろう。

中間決算時の説明会議事録が出でいますね。
実力経常利益500億円、大変素晴らしい事です。新中計の目標450億円はかなり保守的な数値だったようです。
ロシアのウクライナ侵攻による燃料価格高騰のおかげで、規制料金の本格値上げができ大変幸運なことでした。
松田社長は、ようやく10年以上に及ぶ低収益構造を認めてましたが、相談役の久和、会長の金井らのその他旧経営陣の責任についての言及はありませんでしたね。
今後の配当についても明確な回答を避けました。
久和、金井ら経営能力ない人間を経営者として長年承認してきた株主の責任も認めないといけませんね。