11/21

4894クオリプス　5680円　+705

ザラ場寄らずのストップ高比例配分のみ。昨日はようやくまともに反発したこと
から、下げ止まりを待っていた個人投資家が、今日はこぞって買いに来た様子。

同社株は、遅くても年内中に承認申請するとしていたiPS細胞から作成した心筋シ
ートについて、先行き不透明感強まったことで売り込まれてきたが、18日に同社は医薬品医療機器総合機構（PMDA）を訪問し、臨床関連の申請資料の一部を提出するとともに、PMDAより追加質問事項を頂いたと19日に発表。

今後は、同質問に関する回答事項と追加の臨床関連申請資料を、11月末から12月初旬にかけて提出する予定だとのことから、ひとまず順調に進んでいることが確認されたことで、安心感が出た模様。

それにより承認申請、そして承認されるという期待が改めて意識された様子。

カドカワが大幅反落、
ソニーＧによる買収観測報道受けた連騰一服で利益確定売り優勢◇

10:16 配信　　みんかぶ

ＫＡＤＯＫＡＷＡ <9468> が大幅反落している。同社株を巡っては、１９日の取引時間中にロイター通信が、ソニーグループ <6758> がカドカワの買収に向け協議をしていると報じたことを受け、買い注文が殺到。同日はストップ高比例配分となり、翌２０日も一時ストップ高に買われた。

報道では、交渉が成立すれば数週間以内に契約になるとしている。

東京証券取引所は２０日、買収に関する不明確な情報が生じているとして、カドカワ株について注意喚起を行っていたが、同日の取引終了後にカドカワはコメントを開示。

「当社株式の取得に係る初期的意向表明を受領している」と明らかにした。
観測報道を受けて急騰を演じていたとあって、２１日のカドカワ株は目先の利益を確定する目的の売りが優勢となっている。

KADOKAWAの買収検討　ソニー、エンタメ事業強化
共同通信11/19(火)21:39

　ソニーグループが出版大手KADOKAWAの買収を検討していることが19日、関係者への取材で分かった。両社の交渉は早ければ数週間以内に成立する可能性がある。KADOKAWAは出版以外にアニメやゲームなどの事業を手がけており、ソニーは注力するエンターテインメント事業を強化する狙いがあるとみられる。

　関係者によると、ソニーとKADOKAWAの交渉は初期段階だという。ソニーは2024年3月末時点で、KADOKAWAの株式を約2％保有している。今後は株式を買い増す方法や買収の具体的な時期、買収後の経営体制などについて協議するとみられる。

　ソニーは、24年度の経営方針の柱にアニメ事業の強化を位置付けている。グループ内には、人気アニメ「鬼滅の刃」を手がける企業を持つなど有力作品を多く抱える。家庭用ゲーム機「プレイステーション」などのゲーム事業や音楽、映画に続く収益源として育てる計画だ。

　21年には米大手アニメ配信サービス「クランチロール」の運営会社を買収した。

11/20
3382セブンアイHD　2597円　+159

大幅高となり上場来高値を更新。昨夜NHKニュースが、会社の創業家側を中心に
設立する特別目的会社が、メガバンク3行やアメリカの大手金融機関などから8兆円を超える資金を調達した上で、セブンアイHDのTOBを実施し、今年度中に買収手続きを完了させる案を軸に調整を進めていることが明らかになったと報じている。

早ければ年内のTOB実施も検討されているとのことで、思ったより早く動きが出てきそうだとの期待から買われている。ただ報道出ている8兆円レベルにも時価総額はまったく届いておらず、まだ疑心暗鬼も強い様子。実現に向けては資金調達をめぐる調整やカナダのクシュタールの対応などが焦点になるとも報じられている、とても年内
のTOB実際は難しいのではとの声も聞かれた。続報が注目される。

9468KADOKAWA　4346円　+601

一時連日のストップ高となり上場来高値を更新。昨日の後場場中にロイターが、ソニーがKADOKAWA買収に向け協議をしていると報じている。2人の関係者が明らかにしたとのこと。交渉が成立すれば数週間以内に契約になるという。

ソニーは同社株の2%を既に保有し、同社の子会社で人気RPGゲーム「エルデンリング」を開発したフロム・ソフトウエアにも出資している。具体的な金額などは報じられていないが、思惑的に買われている。ただ連日上場来高値を更新しストップ高2連発はさすがに過剰反応ではとの見方も多い様子。

しかしKDOKAWAが持つゲーム事業やアニメ事業の成長ポテンシャルは非常に高く、それを考慮しプレミアムを乗せれば、買収金額はかなり高くなっても不思議はないとの声も聞かれた。

考察です.......昨日のPMDA 訪問の件

クオリプス株式会社は、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構（以下「PMDA」）を昨日訪問し、❶臨床関連の申請資料の一部を提出するとともに、PMDAより追加質問事項を頂きました。

今後は、❷同質問に関する回答事項と❸追加の臨床関連申請資料を、11月末から 12月初旬にかけて提出する予定です。
.......
↓↓
❶臨床関連の申請資料の一部(承認申請は全部で三部門ある。そのうちの一部門と思われる)

❷この回答事項で❶の質問は完了ならばPMDAの理解は慎重に迅速に進んでいる様で素晴らしい。

❸追加の臨床関連申請資料提出とは
二部門の資料だと思われる。三部門の資料提出は、二部門の質問が完了後になると思う。

二部門と三部門は一部門よりもそれぞれ理解が早い筈。それぞれの承認と全体的な承認は、結果的に、10月に一度に三部門の承認申請した場合と比較して、何回もPMDAに面会する事になりPMDAの理解も早まり、株主もその都度動きが分かり、山ほど来る質問に何十回も回答するよりも、承認申請を受理し理解、そして承認など逆に早まるのではと思える。 " 急がば回れ"

株価は10月から大幅に下落したが、分割で資料提出したのは正解だったと思う時期がやって来て、株価はお帰りと言う事になるだろう。

ｉＰＳ細胞由来の心筋シートの実用化を目指すバイオベンチャーの同社は１９日、医薬品医療機器総合機構（ＰＭＤＡ）に対し、臨床関連の申請資料の一部を提出したと発表。

クオリプスはＰＭＤＡの訪問時に追加の質問事項を受けたとし、回答とともに追加の臨床関連申請資料を１１月末から１２月初旬にかけて提出する予定としている。

更に、来年１月１７日に再びＰＭＤＡを訪問し、議論を行った後に、残りの書類を提出する予定も公表している。クオリプスは対話を通じてＰＭＤＡに新製品に対する理解を深めてもらうことが承認の確率を高めるために必要と判断。

全ての申請書類を提出することも可能としながらも、段階的に申請書類を提出し議論を重ねることで、ＰＭＤＡとの合意形成などを図る構えを示している。

セブン＆アイ－買い気配　創業家側が今年度中に買収完了で調整＝ＮＨＫ

9:09 配信　　トレーダーズ・ウェブ


セブン＆アイ・ホールディングス<3382>が買い気配。ＮＨＫは20日0時13に、会社の創業家側を中心に設立する特別目的会社がメガバンク3行やアメリカの大手金融機関などから8兆円を超える資金を調達した上で同社株式のTOBを実施し、今年度中に手続きを完了させる案を軸に調整を進めていることが明らかになったと報じた。
　
記事によると、創業家側とメガバンクは伊藤忠商事<8001>にも打診しているという。実現すれば日本企業を対象とした買収の規模としては過去最大となるとしている。

セブン＆アイが急伸し年初来高値更新、
「創業家側が今年度中に買収完了で調整」と伝わる

9:21 配信　みんかぶ

セブン＆アイ・ホールディングス <3382> が急伸し、年初来高値を更新した。

ＮＨＫが１９日、会社の創業家側を中心に設立する特別目的会社がメガバンク３行や米大手金融機関などから８兆円を超える資金を調達したうえで、セブン＆アイのＴＯＢ（株式公開買い付け）を実施し、今年度中に手続きを完了させる案を軸に調整を進めていることが明らかになった、と報じた。

同社に対してはカナダのコンビニエンスストア大手のクシュタール社が７兆円規模の買収提案を行っている。今回の報道を受け、傘下のイトーヨーカ堂の創業家側による史上最大規模のＭＢＯ（経営陣が参画する買収）が実現する可能性が意識され、買いが集まったようだ。

11/15

6227AIメカテック　2419円　-55

軟調。昨日引け後に発表した1Q決算は増収ながらも赤字拡大となっている。これをうけ失望的に売られて始まるも寄り後は下げ渋り、一時プラス圏まで買われる場面も見られた。

1Q決算は赤字拡大だが、1Q期間の受注は好調で前年同期比275.9％増となっており、受注残高は前年同期比44.3％増と更に積み上がっている。それに同社業績は4Q偏重だけに、1Q業績の弱さはあまり嫌気する必要もないとの見方も。ただ買い一巡後は上値の重い展開となっている。

既に同社は9月に約120億円の大口受注を発表していたことから、1Q受注の好調はある程度は織り込み済み。更に前期業績は計画未達で着地しており、その要因が一部売り上げが今期にずれ込むためと説明していた。それがずれ込んで今回の1Q決算だけに、やはり物足りないとの見方も多い様子。

11/13

2586フルッタフルッタ　225円　-26

大幅安。今日、決算発表予定だったこともあり、前場は決算への期待感からしっかりと買われていた。昼に黒字転換となる2Q決算を発表。四半期ベースの7-9月期は大幅増収で黒字展開となっており、黒字転換した1Qの数字よりも上回っている。

これをうけ通期業績予想を上方修正しているが、この数字が嫌気されている模様。通期でも黒字転換に上方修正となったものの、2000万円程度の黒字にとどまっており、下期は成長投資を行うため赤字を想定しているとのこと。

また売上高も、上期で既に11.25億円稼いでいるにもかかわらず、通期売上高は20億円にとどまっており、下期は上期より減収を見込んでいる格好。保守的に見積もっているとは思われるが、前回の決算発表以降、株価は随分と期待感で上げてきたこともあり、この数字では失望されるのも無理はないと。