底が入った感じ。

明日1025円を抜くと少し弾みがついたりして！

朝、窓を開けて高寄したので窓を埋めに
きただけ。 (我田引水)

安定の3桁突入か

３年後が楽しみス。

10月の建設用・鉱山用機械の輸出の国別での伸び率は、米国１７．９％、ＥＵ３０．７％、アジアはマイナス１４．７％、中華人民共和国がマイナス５９．３％、韓国が０．３％、A.S.E.A.N.がマイナス１９．９％、中東がマイナス２２．６％でした

本日、財務省が発表した10月の日本の貿易統計（延期されていたのがようやく今日発表）によれば、建設用・鉱山用機械の輸出額は1539億7400万円で、対前年の伸び率は１３．６％でした。ご参考までに。

TADANOは「アリーナ特需」と「電動化」の二重の波に乗る！

全国的なアリーナ・スタジアムの建設ラッシュは、まさにタダノの業績を押し上げる大きな追い風です。

特に注目すべきは、Bリーグの「B.革新」を筆頭に、各地で進む大規模プロジェクトの存在です。東京、愛知、広島、長崎など、数多くの新アリーナ・スタジアムが建設されており、これらはすべて大型クレーンが不可欠な巨大建設現場となります。タダノの高性能なオールテレーンクレーンやラフテレーンクレーンが、これらの建設需要を取り込むことで、今後の売上増に大きく貢献すると確信しています。

プロジェクター設置トレンドが電動クレーンの需要を加速
近年、新設されるアリーナでは、観客のエンターテイメント体験向上のため、天井や壁面に大型ビジョンやプロジェクターを設置することが事実上必須となっています。

この大型機材の設置工事において、タダノの電動クレーンは決定的な優位性を発揮します。

屋内作業での絶対的な優位性:

大型ビジョンやプロジェクターの設置作業は、アリーナの屋根が完成した後、完全に閉鎖された屋内空間で行われます。

従来のディーゼルクレーンは、屋内での稼働時に排気ガスが発生するため、換気や作業員の健康管理が困難になり、利用が極めて制限されます。

タダノの電動クレーンは、排気ガスゼロ（ゼロエミッション）、かつ低騒音であるため、密閉されたアリーナ内部での資材の吊り上げ・据え付け作業を、安全かつ効率的に行うことが可能です。これは競合他社には真似できない、圧倒的な強みです。

都市部・環境規制への対応:

新設アリーナは多くが駅近や都市部の再開発エリア内に立地するため、建設段階から騒音や排ガスに対する規制が非常に厳しく、電動モデルが強く求められます。

タダノの電動化技術は、この**「静かな建設現場」**という時代の要請に完璧に応えることができ、大手ゼネコンからの採用が今後一層加速すると見込まれます。

まとめ
建設需要の拡大（アリーナ特需）、電動化による市場優位性（環境規制対応）、そして大型ビジョン設置工事という新たなニーズへの対応力。この三重のエンジンにより、タダノの業績は今後数年間にわたり力強く成長する基盤ができています。

これらの需要を確実に獲得し、電動化の流れでシェアを拡大できれば、現在の株価水準は割安と評価されるでしょう。中長期的な成長に期待し、ホールドを継続します！

タダノがドイツで黒字になるのがいつになるのかはわかりません。私はこの夏にドイツに行き、現地のメーカーの人と話をしましたが、ドイツはナチスドイツの反省からか権力を分散をしなければならないため、労働者の権利が非常に強く守られていて、重要な決定事項には労働者の代表が過半数以上役員会に入らなければならないと言ってました。その会社の方も、ドイツ国内の工場を閉鎖して、チェコに工場を移転するのに携わった際、全員の再雇用先を確保しなければならないなど、相当に苦労されたそうです。その一方、夏には休暇を1か月、会議は発表する時間が定められ、全員が定時に退社するなど、非常に効率的な働き方をされていると話していました。タダノも工場の閉鎖では相当苦労したと思いますが、ドイツ人から学ぶべき点がゼロではないはずで、お互いに交流して、シナジーを発揮してほしいところです。せっかくの国内の利益を侵食してきたのはドイツですが、sasuga15さんのおっしゃる通り、黒字にならないにしても、せめてトントンになればと私も考えております。それだけでも、タダノの株価に対するインパクトは相当なものだと思います。